ビタミンB6

ビタミンB6は水溶性ビタミンの一種で、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン等、同様の作用を持つ10種以上の化合物の総称です。
値にはピリドキシン相当量が使用されています。

タンパク質(アミノ酸)や脂質の代謝、神経伝達物質の生成等に関与しています。
タンパク質を多く摂取する人はビタミンB6の摂取量も増やす必要があります。

ビタミンB6が不足すると、皮膚炎、舌炎、口角症、うつ病、脳波異常、痙攣発作等のリスクが知られています。

なお、水溶性のビタミンは体内に蓄積できないため、毎日の摂取が必要となります。

ビタミンB6を多く含む食材(魚介)

ビタミンB6を多く含む食材(魚介)の順位(50位まで)と可食部100gあたりの成分値を表示しています。
1日に必要な栄養を簡単に判断できるように日本人の食事接種基準をどの程度満たすかも表示しています。

摂取基準の値は以下の条件で算出しています。
女性も基本的にはこの条件で充足しますが、生理や妊娠の有無等で必要な摂取量は変わります。

  • 男性
  • 18才
  • 身体活動レベル:普通

なお、この一覧は基本的に調理前の素材に限定しており、加工品、調理済み等のデータは除いています。
まだ説明を追加していない食材が多いですが、説明を記載済みの食材であれば食材名のリンクより食材の詳細を調べることができます。
詳細ページでは栄養成分全体(タンパク質、ビタミン、ミネラル等)を表示しており、年齢・性別による違いや、調理済みの場合等も調べることができます。

順位 食材名 成分値(/100g) 接種基準(割合)
1位 ミナミマグロ(赤身)/生 1.08mg
77.1%
推奨量
1.4mg
 
2位 ミナミマグロ(脂身)/生 1.00mg
71.4%
推奨量
1.4mg
 
3位 ビンナガマグロ/生 0.94mg
67.1%
推奨量
1.4mg
 
4位 クロマグロ(赤身)/天然/生 0.85mg
60.7%
推奨量
1.4mg
 
5位 クロマグロ(脂身)/天然/生 0.82mg
58.6%
推奨量
1.4mg
 
6位 メバチマグロ(脂身)/生 0.80mg
57.1%
推奨量
1.4mg
 
7位 カツオ/春獲り/生 0.76mg
54.3%
推奨量
1.4mg
 
7位 カツオ/秋獲り/生 0.76mg
54.3%
推奨量
1.4mg
 
7位 メバチマグロ(赤身)/生 0.76mg
54.3%
推奨量
1.4mg
 
10位 メジマグロ/生 0.73mg
52.1%
推奨量
1.4mg
 
11位 ティラピア/生 0.67mg
47.9%
推奨量
1.4mg
 
12位 ゴマサバ/生 0.65mg
46.4%
推奨量
1.4mg
 
13位 キハダマグロ/生 0.64mg
45.7%
推奨量
1.4mg
 
13位 シロザケ/生 0.64mg
45.7%
推奨量
1.4mg
 
15位 マサバ/生 0.59mg
42.1%
推奨量
1.4mg
 
16位 カタクチイワシ/生 0.58mg
41.4%
推奨量
1.4mg
 
17位 ムロアジ/生 0.57mg
40.7%
推奨量
1.4mg
 
18位 ウルメイワシ/生 0.55mg
39.3%
推奨量
1.4mg
 
19位 サンマ/皮つき/生 0.54mg
38.6%
推奨量
1.4mg
 
19位 ソウダガツオ/生 0.54mg
38.6%
推奨量
1.4mg
 
21位 サクラマス/生 0.52mg
37.1%
推奨量
1.4mg
 
21位 シマアジ/養殖/生 0.52mg
37.1%
推奨量
1.4mg
 
21位 ヒラマサ/生 0.52mg
37.1%
推奨量
1.4mg
 
24位 シルバーワレフ/生 0.50mg
35.7%
推奨量
1.4mg
 
24位 マフグ/生 0.50mg
35.7%
推奨量
1.4mg
 
24位 ミナミクロタチ/生 0.50mg
35.7%
推奨量
1.4mg
 
27位 カラフトマス/生 0.49mg
35%
推奨量
1.4mg
 
27位 マイワシ/生 0.49mg
35%
推奨量
1.4mg
 
29位 トビウオ/生 0.47mg
33.6%
推奨量
1.4mg
 
29位 マルアジ/生 0.47mg
33.6%
推奨量
1.4mg
 
31位 シイラ/生 0.46mg
32.9%
推奨量
1.4mg
 
32位 カワハギ/生 0.45mg
32.1%
推奨量
1.4mg
 
32位 タイセイヨウサケ/養殖/皮つき/生 0.45mg
32.1%
推奨量
1.4mg
 
32位 トラフグ/養殖/生 0.45mg
32.1%
推奨量
1.4mg
 
32位 ニジマス/海面養殖/皮つき/生 0.45mg
32.1%
推奨量
1.4mg
 
32位 ブリ(ハマチ)/養殖/皮つき/生 0.45mg
32.1%
推奨量
1.4mg
 
37位 キビナゴ/生 0.44mg
31.4%
推奨量
1.4mg
 
37位 クロカジキ/生 0.44mg
31.4%
推奨量
1.4mg
 
37位 ヒラメ/養殖/皮つき/生 0.44mg
31.4%
推奨量
1.4mg
 
37位 ホウボウ/生 0.44mg
31.4%
推奨量
1.4mg
 
37位 マカジキ/生 0.44mg
31.4%
推奨量
1.4mg
 
42位 ボラ/生 0.43mg
30.7%
推奨量
1.4mg
 
42位 マスノスケ/生 0.43mg
30.7%
推奨量
1.4mg
 
44位 クロダイ/生 0.42mg
30%
推奨量
1.4mg
 
44位 ニシン/生 0.42mg
30%
推奨量
1.4mg
 
44位 ブリ/生 0.42mg
30%
推奨量
1.4mg
 
47位 オヒョウ/生 0.41mg
29.3%
推奨量
1.4mg
 
47位 ベニザケ/生 0.41mg
29.3%
推奨量
1.4mg
 
49位 ウマヅラハギ/生 0.40mg
28.6%
推奨量
1.4mg
 
49位 サワラ/生 0.40mg
28.6%
推奨量
1.4mg
 
49位 マダイ/養殖/皮つき/生 0.40mg
28.6%
推奨量
1.4mg
 
  • 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
  • 食材名は出典から変更している場合があります
目標量
生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
推奨量
ほとんどの人が充足している量。
目安量
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。
推定平均必要量
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。
出典:日本食品標準成分表(八訂) 2020年
出典:日本人の食事摂取基準 2020年