マッシュルーム

マッシュルームの概要

名前 マッシュルーム
別名(例) 作茸(ツクリタケ)

マッシュルームはヨーロッパから導入された生産量が世界一のキノコです。
日本ではキノコを意味する「マッシュルーム」がそのまま名前になっています。

日本では大きいキノコが敬遠されたこともあり、傘が開く前の丸い状態の直径が2~3cm程度のものを食べます。
しかし、最近は手のひらサイズまで大きく育てたジャンボマッシュルーム(ポットベラ)も流通するようになってきています。

良く見かけるのはホワイト種で、調理に向くブラウン種、加工に向くクリーム種等があります。
日本では菌床栽培されたもののみが流通しています。

選び方のポイント

ホワイト種のマッシュルームはキノコの中で唯一生で食べることができます。
煮込んだりする場合は味の強いブラウン種を選びます。

ただ、小さいマッシュルームは味が弱く、他のキノコに比べて美味しいとは言い難いのが実情です。
味が強く歯ごたえがしっかりした本来のマッシュルームを味わいたい場合はジャンボマッシュルーム(ポットベラ)を選びます。

袋に水滴が付いているものは保存期間が短くなるので避けましょう。

食べ方・調理のポイント

キノコを洗うと風味が落ち、菌床栽培のキノコは洗う必要がないと言われています。
しかし、マッシュルームは泥が付着していることが多いので濡れ布巾で表面を拭くか、サッと洗うに留めます。
洗う場合は3~4%の塩水を使うと水分が含まれるのを防止する効果があります。

小さいホワイト種は新鮮であれば生でも食べられます。
ブラウン種やジャンボマッシュルームは必ず加熱します。
古くなってくると傘が開いて裏側に黒いヒダが見えてくるので生食は避け、加熱することで黒い部分ごと食べられます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫、又は冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 生食の場合:2日程度
加熱する場合:1週間程度

パックのまま冷蔵庫に保存します。
適温は2~5℃であり、野菜室も5℃程度なので問題ありません。

パックを開けてしまった場合や水滴が付いている場合は、水滴を拭いてからポリ袋等に入れて保存します。

ホワイト種であれば生で食べられますが、傘が開いて裏側の黒いヒダが見え始めたら生食は諦め、加熱調理に切り替えます。