エノキタケ えのきたけ 榎茸

エノキタケの概要

名前 エノキタケ
漢字 榎茸
別名(例) 榎(エノキ)
雪下(ユキノシタ)
滑茸(ナメタケ)

キノコは寄生する樹木から名付けられていることが多く、エノキタケは「榎(えのき)」の木等に寄生することから「榎茸(えのきたけ)」と呼ばれています。

普段目にする白いエノキタケは人工栽培(菌床栽培)されたものです。
グニュっとした食感で傘の開いていない未成熟な状態を食べます。

天然物は傘があり、茶色に色づき旨みも濃いですがほとんど流通していません。

近年は野菜種と掛け合わせた茶色い種類も栽培されており、甘みがあって加熱するとヌメリが出るので人気が出てきています。

選び方のポイント

袋に水滴が付いているものは保存期間が短くなるので避けましょう。

白いエノキタケが価格が安く量も多いので、コスト重視の場合は白いエノキタケを選ぶと良いでしょう。
食感を楽しみたい場合は茶色いエノキタケを選んではどうでしょうか。

食べ方・調理のポイント

菌床栽培のエノキタケは殺菌して栽培されており、水を使わない調理法(炒め物等)の場合は布巾等で表面の汚れを落とす程度で良いでしょう。
水で洗うと水分を含んでしまい食感に影響しますが、鍋や煮物等にする場合は気にする必要はありません。
食材の安全を確かめる責任は調理者にあるという意味では軽く洗っても構いません。

石突きは食べられないので切り落とします。
1回で使い切らない場合は食べる部分の石突きのみ切り落とします。
キノコを切る場合は水分が含まれるのを防止するために洗った後に切ります。

エノキタケは噛み切りにくいのですが、逆にその食感が良いと感じる人もいるため好みで食べやすい長さに切ります。

基本的にキノコは生では食べられないので加熱します。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫
保存日数(目安) 3日程度

パックのまま冷蔵庫に保存します。
野菜室でも構いませんが、温度が高いため冷蔵庫より保存期間が短くなります。

パックを開けてしまった場合や水滴が付いている場合は、水滴を拭いてからポリ袋等に入れて保存します。

小分けにする場合は石突きは切らないようにします。