ヤナギマツタケ やなぎまつたけ 柳松茸

ヤナギマツタケの概要

名前 ヤナギマツタケ
漢字 柳松茸

ヤナギマツタケは日本全国に自生し、公園や街路樹等の木の根元等にも見つけることができる比較的身近なキノコです。
傘が脆く味はアッサリしていますが、柄(軸)のシャキシャキした食感が楽しめます。

ヤナギマツタケはマツタケの名前がついていますが、マツタケとは何の関係もありません。
名前の由来は諸説あり、柳(やなぎ)の木(枯れ木)に寄生していることが多く、マツタケのような香りがするとか、食感が似ているから「柳松茸(やなぎまつたけ)」と名付けられたとされています。
マツタケとは香りも食感も違う気がしますが。

流通するほとんどが菌床栽培で、シャキシャキした食感を出すために柄(軸)が長く太くなるように栽培されています。

選び方のポイント

ヤナギマツタケは傘が壊れやすく半分潰れた状態で売られていることが多いですが、柄(軸)のシャキシャキ感が特徴のキノコなので形の良し悪しは気にする必要はありません。
ただ、袋に水滴が付いているものは保存期間が短くなるので避けましょう。

食べ方・調理のポイント

キノコを洗うと風味が落ち、菌床栽培のキノコは洗う必要がないと言われています。
しかし、稀にゴミ等が付着しているので濡れ布巾で表面を拭くか、サッと洗うに留めます。
洗う場合は3~4%の塩水を使うと水分が含まれるのを防止する効果があります。

石突きは汚れを落としてから切り落とし、柄(軸)は食べやすい大きさに切ります。
その際、傘が壊れやすいので注意して扱います。

キノコは生では食べられないので必ず加熱します。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫、又は冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

パックのまま冷蔵庫、又は野菜室に保存します。
パックを開けてしまった場合や水滴が付いている場合は、水滴を拭いてからポリ袋等に入れて保存します。