カラシナ からしな 辛子菜

カラシナの概要

名前 カラシナ
漢字 辛子菜
別名(例) 西洋辛子菜(セイヨウカラシナ)
島菜(シマナー)
菜辛子(ナガラシ)
葉辛子(ハガラシ)

カラシナは主に葉と種子を食べ、葉は野菜、種子はカラシ(和ガラシ)として利用します。
沖縄では「島菜(シマナー)」の名称で親しまれています。

カラシナの葉にはダイコンの葉に似た大きな切れ込みがあり、カラシ特有のピリっとした辛味と香りがあります。

高菜や野沢菜等はカラシナの変種と言われており、カラシナの方が歴史的には古く弥生時代とも言われています。
日本で自生するものは自然交配して帰化したものだと言われており、河川敷や荒れ地等に群生しています。
「菜の花」と思っていた黄色い花は実は「カラシナ」かもしれませんね。
両方ともアブラナ属で見た目が似ています。

選び方のポイント

カラシナの葉には小さなトゲがあるので触る際は強く握りすぎないように注意します。

小さめの方が葉が柔らかく野菜として食べるのに向いています。
漬物にする場合は大きく育ったものが向いています。

食べ方・調理のポイント

ピリっとした辛みを活かしてお浸しや漬物が定番です。

カラシナは葉には小さなトゲがあるため生食には向きません。
お浸しや和え物にする場合は軽く下茹ですると良いでしょう。
炒めてもトゲは気にならなくなります。

なお、カラシナは単に茹でたり漬けるだけではそれ程辛みは出ません。
しっかりもむ・切る等、細胞を壊すことで辛みが強くなります。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日

水を含ませたポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。

黄色く変色しやすいので早目に食べましょう。