リーキ
リーキの概要
名前 | リーキ |
別名(例) |
西洋ネギ ニラネギ ポロネギ ポワロ |
リーキは西洋ネギの仲間で、長ネギのように軟白栽培して長く伸ばした白い部分を主に食べます。
フランス語名の「ポワロ」や、イタリア語名のポッロから「ポロネギ」とも呼ばれています。
下仁田ネギよりも厚みがあり、葉が硬く断面が通常のネギのように輪ではなくV字型をしています。
通常のネギに比べて香りが穏やかで、甘みが強くトロリとしています。
若いうちは葉も食べられ、ニラのように香味野菜として利用されます。
日本では輸入物の流通がほとんどで、僅かに国内で栽培されるに留まる高級食材となっています。
選び方のポイント
リーキのトロリとした食感を楽しむためになるべく太いものを選びます。
リーキは葉が大きく成長するため、基本的にある程度切り取られた状態で売られていおり長ネギのように葉の有無は選べません。
また、基本的に輸入物が流通しており、国産のものを購入するのは難しいでしょう。
食べ方・調理のポイント
リーキは通常の長ネギと同様の調理法で問題ありませんが、加熱すことで甘みが出るため基本的には煮込んだり、焼いたりして利用することになるでしょう。
細かく切るよりも大きく切る方が甘みを感じることができ、白い部分よりもむしろ葉の緑色に近い方が甘みが強くなります。
保存のポイント
保存場所 | 冷蔵庫(野菜室) |
保存日数(目安) | 1週間程度 |
リーキは基本的に葉がある程度切られた状態で売られているため、袋に入ったまま、又はポリ袋等にそのまま入れて冷蔵庫(野菜室)に保存します。
リーキの旬
リーキの旬はネギと同様に冬の寒い時期です。
ただ、日本ではあまり栽培されておらず、輸入物が通年で流通しています。
食材 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||
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リーキ |
リーキの栄養
リーキは軟白栽培した白い部分を主に食べるため、栄養価は全体的に低く、葉酸が少し多い程度です。
長ネギと栄養価はそれ程変わりませんが、長ネギよりもビタミンB6が多く、ビタミンCが少なくなっています。
食材を選択 | |
年齢 | |
性別 |
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可食部重量(g) | |
重さの種類 |
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項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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エネルギー |
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タンパク質 |
-
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脂 質 |
脂質 |
-
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脂 肪 酸 |
飽和 |
-
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一価不飽和 | - | |||
多価不飽和 |
-
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多価不飽和(n-3) |
-
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多価不飽和(n-6) |
-
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コレステロール | - | |||
炭 水 化 物 |
炭水化物 |
-
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食 物 繊 維 |
水溶性 |
-
|
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不溶性 |
-
|
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総量 |
-
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項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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脂 溶 性 |
ビタミンA (レチノール活性当量) |
-
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ビタミンD |
-
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ビタミンE (α-トコフェロール) |
-
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|
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ビタミンK |
-
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水 溶 性 |
ビタミンB1 |
-
|
|
|
ビタミンB2 |
-
|
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ナイアシン | - | |||
ナイアシン当量 |
-
|
|
||
ビタミンB6 |
-
|
|
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ビタミンB12 |
-
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葉酸 |
-
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パントテン酸 |
-
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ビオチン |
-
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ビタミンC |
-
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- 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 目標量
- 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
- 推奨量
- ほとんどの人が充足している量。
- 目安量
-
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 推定平均必要量
-
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。 - 耐容上限量
- 健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。
- -(ハイフン)
- 未測定。
- 0(ゼロ)
-
食品成分表の最小記載量の1/10(ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデンにあっては3/10、ビオチンにあっては4/10。以下同じ)未満又は検出されなかったことを示す。
食塩相当量の0は算出値が最小記載量(0.1g)の5/10未満であることを示す。 - Tr(微量、トレース)
-
最小記載量の1/10以上含まれているが5/10未満であることを示す。
- ( )カッコつきの数字
-
諸外国の食品成分表の収載値や原材料配合割合レシピ等を基に推計した場合を示す。
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
農薬・窒素成分の影響
農薬影響 | 不明 |
窒素影響 | 小 |
有機栽培 (オーガニック) を推奨するか |
不要 |
日本ではあまり栽培されていないため、安全性についてはハッキリとは言えません。
ただ、窒素残留が少なく、主に地中で育つ白い部分を食べることを考えれば有機栽培(オーガニック)等にこだわる必要はないでしょう。
窒素成分の残留値
体重(kg) |
食材 | 出典 | 窒素残留 (mg/100g) |
窒素許容量 (mg/日) |
食材許容量 (g/日) |
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リーキ/生 | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | Tr | ||
リーキ/ゆで | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | Tr |
- WHOが定める1日の許容摂取量(ADI)は体重1㎏に対して3.7mg
- 0は10mg/100g未満を意味します
- Trや(Tr)は10~50mg/100gを意味し、最大値の50mg/100gとして計算しています
- 窒素残留は単位をmg/100gに統一しているため出典と値が異なります
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 葉物は茹でる等で最大で半分程度に低減できると言われています