レタス

レタスの概要

名前 レタス
別名(例) 玉レタス
クリスプヘッド
玉萵苣(タマチシャ)

レタスには結球するタイプと結球しないタイプがあり、単にレタスと呼ぶ場合は日本では結球するタイプの玉レタスを指します。
レタスには苦みの強いものがありますが、玉レタスは苦みが少なくパリっと歯ごたえが良いため、サラダや味をサッパリさせたい料理等でよく利用されます。

なお、新鮮なレタスは切ると断面から白い液体が出てきます。
ポリフェノールの一種でとても苦いのですが、この液体が出る様子の「乳草(ちちくさ)」から転じて「チシャ」とも呼ばれます。

選び方のポイント

レタスは結球が強いものの方が量は多いですが、結球が弱く持ってみて軽い物の方が苦みが少なく美味しく食べられます。
ただ、大きく成長すると500gを超えるものもあり、このサイズになると食べごたえがあり大きい方がお得です。
茎から白い液体が出ていることがありますが新鮮な証拠でもあります。

食べ方・調理のポイント

レタスは必要な分の葉を根元からちぎって、大きい葉の状態で水で洗います。
葉を切ると白い液体が出ることがありますが、ポリフェノールの一種でとても苦いので洗い落とします。
葉の表面にヌメリがあることがありますが、こちらもポリフェノールの一種なのですがそれ程しっかりと洗い落とす必要はありません。

また、包丁でレタスを切ると翌日には酸化して断面が赤くなります。
包丁等で切る方が赤くなりやすいですが、手でちぎっても赤くなります。
すぐに食べる場合は気にする必要はありませんが、食べやすい大きさにレタスを切ったらその日のうちに食べるようにします。
また、赤くなった部分も問題なく食べられます。

日本ではサラダ等で生食することが多いですが、加熱すると苦みが弱くなり甘みが出るため、炒め物等にも向きます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 1週間程度

レタスは乾燥に弱いためポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。
水分を多く消費する芯をくり抜いて湿らせたキッチンペーパー等を詰めると保存期間が長くなります。
また、酸化すると断面が赤くなるため、ラップ等で空気を遮断すると赤くなりにくくなります。