実エンドウ 実えんどう 実豌豆

実エンドウの概要

名前 実エンドウ
漢字 実豌豆
別名(例) グリーンピース

エンドウ豆が大きくなって完熟する前の青い状態で収穫した柔らかい実を「実エンドウ」と呼び野菜として食べます。
グリーンピースとも呼ばれています。

エンドウは成長度合いによって色々な形態で食用に利用されます。
若取りしてサヤごと食べるものをサヤエンドウ、スプラウト(若芽)は「豆苗(とうみょう)」と呼ばれます。

実エンドウはマメが成長しているだけあって味が強く、甘味があります。
ただ、青臭さや食感が気になる人がいるようで、好き嫌いが意外と分かれます。

なお、「エンドウ豆」は厳密には正しい表記ではありません。
漢字にすると「豌豆豆」になってしまうため「エンドウ」が正しい表記となります。

選び方のポイント

実エンドウは実だけ売っている場合と、サヤごと売っている場合があります。
サヤつきの方が風味の保ちが良いので、できればサヤつきを選びます。
実だけの場合は当日中に消費するようにします。

サヤに対して実の割合は、時期や大きさにも依るため一概には言えませんが2/5程度となります(実が100g必要な場合はサヤでは250g必要)。

食べ方・調理のポイント

実エンドウは使う直前にサヤから出します。
調理する場合でも下茹でしてから使用することで青臭さが低減できます。

茹であがってから水で冷やすとシワが寄ってしまうので、ザルにとって自然に冷やすか、少しずつ水を足す等、ゆっくり冷やすと良いでしょう。
ただ、シワが寄っても味に影響しないので神経質になる必要はありません。

保存のポイント

保存場所 サヤつき:冷蔵庫(野菜室)
実(豆)のみ:冷蔵庫
保存日数(目安) サヤごと:3日程度
実(豆)のみ:1日程度

サヤつきの場合はパックのまま、又はポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。
豆のみの場合は乾燥して固くなってしまうので水に浸して冷蔵庫に保存します。