のらぼう菜 のらぼうな 野良坊菜

のらぼう菜の概要

名前 のらぼう菜
漢字 野良坊菜

のらぼう菜は東京都西多摩地方や埼玉県飯能市付近で多く栽培されてきた野菜です。
西洋ナバナの一種で、トウ立ちした(花が咲く茎が出た)茎や葉、つぼみを食べます。
ナバナ特有の苦みが少なく、ナバナの中では茎が太めですが、コリっとした食感で柔らかく、甘みのある美味しい野菜です。

のらぼう菜には赤紫色を帯びたものと、緑色のものがあります。
のらぼう菜は寒さに強く、寒くなるとアントシアニンを生成して茎が赤紫色を帯びて甘くなります。
ただ、赤紫色が出にくい品種もあり、最近は緑色ののらぼう菜の方が一般的になってきているようです。

選び方のポイント

のらぼう菜に限らず西洋ナバナは茎が伸びすぎると硬くなってしまうので、つぼみがあまり伸びておらず葉から飛び出ていないものを選びます。
茎が赤紫色がかっているものを選ぶと冬の寒さで甘くなっています。

食べ方・調理のポイント

ナバナは野菜としては成長していて硬いため、生では食べられません。
一般的には茹でてお浸しや和え物にすることが多いようですが、のらぼう菜は炒め物にも向きます。

茎は固いため1分程度、葉は30秒程度茹でるに留めます。
色落ちを防ぐ場合は茹でた後に冷水ですぐに冷やします。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

水を含ませたポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に立てて保存します。

のらぼう菜の旬

のらぼう菜の旬は概ね3~4月の春で、旬の時期が短い野菜です。
伸びてきた脇芽を順次刈り取って収穫します。

食材1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
のらぼう菜
 
 
 
 
 
 

農薬・窒素成分の影響

農薬影響
窒素影響
有機栽培
(オーガニック)
を推奨するか
不要

のらぼう菜として定義している都道府県と、ナバナ類としてのみ定義している都道府県があるため、両方の農薬や窒素肥料の使用データを示します。

のらぼう菜の農薬・窒素肥料は埼玉県のデータしかありませんが、ナバナに比べて農薬使用は少ないようです。
また、一般的な野菜に比べて栽培期間が長いため、栽培期間で考えても少ないと言えます。

窒素残留のデータはありませんが、のらぼう菜は西洋ナバナの一種であるため、窒素肥料の使用量を考えると同じような値になると思われます。
「洋種ナバナ」の窒素残留については「かき菜」を参照ください。
「かき菜」の窒素残留は「ゆで」てしまえば少ないと考えられます。

以上から、有機栽培(オーガニック)に拘る必要はないでしょう。

農薬・窒素成分の使用量(慣行レベル)

食材化学合成農薬
平均成分回数
化学肥料
平均窒素成分
(kg/10a)
集計範囲
のらぼう菜5251都道府県
ナバナ類9.5246都道府県
  • 季節や作型等の値を平均しています
  • 食材名は出典から変更している場合があります
成分回数
化学合成農薬の成分毎の回数。(例:除草剤1種・殺虫剤2種を散布⇒成分回数3回)