トウガラシ とうがらし 唐辛子

トウガラシの概要

名前 トウガラシ
漢字 唐辛子
別名(例) 南蛮辛子(ナンバンガラシ)

ナス科トウガラシ属の果実を総称してトウガラシと呼んでいます。

トウガラシと言えば辛いイメージですが、ピーマン・パプリカ・万願寺トウガラシ等の辛くない野菜もトウガラシの仲間です。
ただ、単にトウガラシと言うと辛い品種(辛味種)を指し、ピーマン・パプリカ・万願寺トウガラシ等(甘味種)は甘トウガラシと呼び分けています。

トウガラシは生の状態でも辛いですが、乾燥させると保存性が増すと共に辛さが強くなるので、乾燥させたものは香辛料(スパイス)として広く利用されます。
野菜としては成熟した赤トウガラシだけでなく、未成熟な状態で収穫した青トウガラシも売られています。

選び方のポイント

赤トウガラシは辛さが強く、加熱しても辛味成分は失われません。
青トウガラシは赤トウガラシに比べると辛さが弱く、加熱すると辛さが少し和らぎ甘みが出ます。
そのため、辛さを足す場合は赤トウガラシを選び、辛い野菜として食べる場合は青トウガラシを選びます。

食べ方・調理のポイント

生のトウガラシであっても赤トウガラシは辛さが強く、辛さを足す使い方をするので輪切り等にして香辛料(スパイス)として利用します。
青トウガラシも生で食べるととても辛いので、加熱して辛さを抑え野菜として利用したり、柚子胡椒等の辛さを抑えた香辛料として利用します。

なお、トウガラシの辛さは種や果肉ではなく胎座(ヘタ側の種がついているワタのような部分)にあります。
そのため、胎座を切り落とすと辛みを押さえることができます。
ただ、乾燥唐辛子は胎座が砕けて全体に付着していて、全体的に辛くなっているためこの方法は使えません。

また、トウガラシの辛さは油やアルコールに溶けます。
そのため、油やアルコールに浸けて辛さを抜いて野菜として食べる方法や、辛さが溶け込んだ油を調味料として利用する使い方もあります。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 1週間程度

ポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。

トウガラシの旬

トウガラシは夏~秋にかけてが旬となります。
青トウガラシは夏の暑い時期の流通が多く、成熟した赤トウガラシは秋にかけて多くなります。

食材1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
トウガラシ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

トウガラシの栄養

あまり量を食べる野菜ではありませんが、トウガラシの栄養は凄まじいものがあります。
ビタミン・ミネラルに優れ、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB6、ビタミンCをはじめ、かなりの栄養成分が野菜のなかで上位に入ります。
特に、ビタミンEや不溶性の食物繊維は野菜の中で最も多く含まれています。

あまり量を食べる野菜ではありませんが、青トウガラシを積極的に食べると良いでしょう。

表示条件

食材名

トウガラシ/生

年齢

性別

可食部重量(g)

重さの種類

  • 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
  • 食材名は出典から変更している場合があります
目標量
生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
推奨量
ほとんどの人が充足している量。
目安量
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。
推定平均必要量
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。
耐容上限量
健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。
-(ハイフン)
未測定。
0(ゼロ)
食品成分表の最小記載量の1/10(ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデンにあっては3/10、ビオチンにあっては4/10。以下同じ)未満又は検出されなかったことを示す。
食塩相当量の0は算出値が最小記載量(0.1g)の5/10未満であることを示す。
Tr(微量、トレース)
最小記載量の1/10以上含まれているが5/10未満であることを示す。
( )カッコつきの数字
諸外国の食品成分表の収載値や原材料配合割合レシピ等を基に推計した場合を示す。

出典:日本人の食事摂取基準 2015年

トウガラシの産地

トウガラシの産地データは乾燥重量なので、赤トウガラシの生産量を示しています。
トウガラシは生産量の多い地域があると言うより、全国的に分散して栽培されているようです。
意外にも東京都が上位に入っています。

食材を選択

  • 食材名は出典から変更している場合があります
  • 出典で「…」「×」「不明」「nc」「-」「---」等とされているものは0(ゼロ)と表示しています

農薬・窒素成分の影響

農薬影響
窒素影響
有機栽培
(オーガニック)
を推奨するか
不要

トウガラシは農薬と窒素肥料の使用が多い野菜で、重さが2kgをゆうに超えるほど大きくなる。
しかし、実野菜であるため窒素成分はほとんど残留しません。
また、食べる量が少ない野菜なので農薬影響も「小」としました。

ただ、量を多く食べる場合は有機栽培(オーガニック)を推奨します。

農薬・窒素成分の使用量(慣行レベル)

食材化学合成農薬
平均成分回数
化学肥料
平均窒素成分
(kg/10a)
集計範囲
トウガラシ21.442.59都道府県
トウガラシ類20.430.86都道府県
  • 季節や作型等の値を平均しています
  • 食材名は出典から変更している場合があります
成分回数
化学合成農薬の成分毎の回数。(例:除草剤1種・殺虫剤2種を散布⇒成分回数3回)