ルバーブ

ルバーブの概要

名前 ルバーブ
別名(例) 食用大黄(ショクヨウダイオウ)

ルバーブは多肉質の葉柄(茎に繋がる細い部分)を食べます。
漢方薬等で利用される大横(だいおう)の一種で、食用に改良されたものを食用ダイオウと呼んでいます。

ルバーブは酸味が強く独特の香りがあるため生食には向きません。
独特の臭み(エグみ)があるため、一般的には砂糖と一緒に煮込んで利用し、酸味を活かしてジャム、パイ、砂糖煮等に加工します。
日本ではジャムの材料としての扱いが多いようです。

赤いルバーブと緑のルバーブがあり、品種の影響もありますが栽培環境でもどちらの色になるかが変わるようです。
また、冷涼な気候を好むため、北海道や長野県で多く栽培されています。

選び方のポイント

ルバーブの葉には毒(シュウ酸等)を多く含むため、シュウ酸が少ない葉柄のみが売られています。
葉柄にもシュウ酸は含まれていますが、人体に影響することはなく、酸味のもとでもあります。

赤いルバーブはジャム等に加工すると見栄えが良くなります。
緑色のルバーブは砂糖煮等に向き、色を気にしなければジャムにも向きます。
また、梅雨の時期はルバーブが最も太く柔らかくなる時期であるため、なるべく太いものを選びます。

食べ方・調理のポイント

ルバーブは酸味を活かしてジャム等に加工して利用します。
煮崩れしやすいので、ジャムにする場合は容易に跡形もなくなります。
砂糖漬け等にする場合は煮崩れしないようにルバーブ自体を直接煮ないようにします。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 1~2日程度

ラップ等に包んで乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。
生のままでは鮮度が落ちやすいため、早めにジャム等に加工しましょう。