シシトウ ししとう

シシトウの概要

名前 シシトウ
別名(例) 獅子唐辛子(シシトウガラシ)

シシトウは甘トウガラシの一種で、未成熟な実を食べます。
先端が獅子の頭に似ていることから「獅子唐辛子(ししとうがらし)」と呼ばれるようになったとか。
シシトウにはほのかな苦みと甘味があります。

なお、シシトウは30~50個に1個程度の割合で先祖返りした辛いものがあるとされています。
原因はハッキリしていませんが栽培時のストレスが原因とも言われ、野菜界のロシアンルーレットとも呼ばれます。
トウガラシの辛さは種や果肉ではなく、胎座(ヘタ側の種がついているワタのような部分)に辛みがあります。
しかし、シシトウの中には果肉も辛いものがあり、胎座を取ったからと安心できません。

選び方のポイント

シシトウは形がいびつだったり、小ぶりで種が少ないもの、夏の時期は辛い傾向があるようです。
ただ、スーパー等で購入する場合は目で見てわかるようなものは流通する前に除外されるため、購入時に見分けることは難しいでしょう。

家庭菜園等で自分で作ったものは辛い傾向があるようなので注意しましょう。

食べ方・調理のポイント

シシトウは基本的にヘタを含めて丸ごと食べられます。
また、辛みを押さえたい場合は胎座(ヘタ側の種がついているワタのような部分)を取るとある程度辛みを抑える効果があります。

揚げる場合は破裂する危険があるので必ず穴をあけます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 5日程度

ポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。

なお、冷蔵庫に入れると低温障害を起こします。