ビタミンD
ビタミンDはカルシフェロールとも呼ばれる脂溶性ビタミンの一種で、カルシウムの吸収・利用、骨の石灰化等に関与しています。
ビタミンDにはキノコ類に多く含まれるD2と、魚類や魚類の肝臓に多く含まれるD3があり、同等の効果があるとされています。
このため、食事接種基準では両者は区別されていません。
紫外線を浴びる事でコレステロールから体内で合成する事もできますが、食事からの摂取を怠るとビタミンDが欠乏します。
ビタミンDが不足すると、カルシウム吸収量が減少します。
その結果、小児のくる病、成人の骨軟化症、骨粗しょう症等のリスクが知られています。
ビタミンDを過剰に摂取すると、高カルシウム血症、腎障害、軟組織の石灰化障害等のリスクが知られています。
ビタミンDを多く含む食材(乳製品)
ビタミンDを多く含む食材(乳製品)の順位(50位まで)と可食部100gあたりの成分値を表示しています。
1日に必要な栄養を簡単に判断できるように日本人の食事接種基準をどの程度満たすかも表示しています。
摂取基準の値は以下の条件で算出しています。
女性も基本的にはこの条件で充足しますが、生理や妊娠の有無等で必要な摂取量は変わります。
- 男性
- 18才
- 身体活動レベル:普通
なお、この一覧は基本的に調理前の素材に限定しており、加工品、調理済み等のデータは除いています。
まだ説明を追加していない食材が多いですが、説明を記載済みの食材であれば食材名のリンクより食材の詳細を調べることができます。
詳細ページでは栄養成分全体(タンパク質、ビタミン、ミネラル等)を表示しており、年齢・性別による違いや、調理済みの場合等も調べることができます。
順位 | 食材名 | 成分値(/100g) | 接種基準(割合) |
---|---|---|---|
1位 | 人乳 | 0.3μg |
3.5%
目安量
8.5μg |
1位 | 牛乳(普通牛乳) | 0.3μg |
3.5%
目安量
8.5μg |
- 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 目標量
- 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
- 推奨量
- ほとんどの人が充足している量。
- 目安量
-
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 推定平均必要量
-
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。
出典:日本人の食事摂取基準 2020年