アラゲキクラゲ あらげきくらげ 荒毛木耳

アラゲキクラゲの概要

名前 アラゲキクラゲ
漢字 荒毛木耳
別名(例) 裏白キクラゲ

アラゲキクラゲは古くから日本に自生するキノコで、味はほとんどありませんがゼリー質のコリコリとした食感がします。
キクラゲよりも身に厚みがあり、食感がしっかりしています。

裏側に白い酵素がびっしりと付いていて毛のように見えるため「荒毛木耳(あらげきうらげ)」と名付けられたとされています。

乾燥したものの流通が多く、乾燥キクラゲはほとんどがアラゲキクラゲです。
近年は生のアラゲキクラゲも流通するようになっています。
大半が菌床栽培されたもので、天然物は日本各地に自生していますがあまり流通していません。

選び方のポイント

生のキクラゲは乾燥させて戻したものよりも弾力があるため、旬の時期は生のアラゲキクラゲを選ぶと良いでしょう。
薄く白いものが付着していることがありますが、キクラゲから出てきた胞子なので気にする必要はありません。

乾燥させたアラゲキクラゲは保存性に優れているので通年で流通しています。

食べ方・調理のポイント

キノコを洗うと風味が落ちると言われていますが、キクラゲは元々味がないこともあり洗っても変わりません。
しっかりと洗ってから調理します。
乾燥させたキクラゲは水で戻してから調理します。

キクラゲの石突きは収穫の際に付いてくるおが屑なので石突きを切り取ります。
また、アラゲキクラゲはキクラゲに比べて身が厚く食感が強いため、薄目にスライスすると美味しく食べられます。

基本的にキノコは生では食べられないので加熱します。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫、又は冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 2週間程度

パックのまま冷蔵庫、又は野菜室に保存します。
パックを開けてしまった場合や水滴が付いている場合は、水滴を拭いてからポリ袋等に入れて保存します。