マイタケ まいたけ 舞茸

マイタケの概要

名前 マイタケ
漢字 舞茸

マイタケは日本各地に自生する独特の香りと旨みの強いキノコです。
見つけたらうれしくて舞い踊ってしまうことから「舞茸(まいたけ)」と名付けられたとされています。
天然物は毎年同じ場所に生えますがマツタケと同様に希少なためその場所は秘密にされるとか。

タンパク質を分解する酵素が多く含まれており、鶏肉等を柔らかくできると人気が出てきています。
また、マイタケには免疫機能の向上や抗がん作用があるとされるβ-グルカンを多く含んでいます。
このため健康食品としてやサプリメントにも使用されています。

選び方のポイント

ヒラタケは全体の形が残ったものとカットされた二つの形で売られています。
味や保存期間にそれ程影響がないようなので使う分量で選んでください。

また、マイタケには茶色と白の2種類があります。
マイタケは調理した際に煮汁に色が出るため、料理に色が付くのが嫌な場合は白いマイタケを選ぶと良いでしょう。

袋に水滴が付いているものは保存期間が短くなるので避けましょう。

なお、白いカビのようなものが表面に付着しいていることがありますが、気中菌糸(きちゅうきんし)と言うキノコの一部なので食べられます。

食べ方・調理のポイント

キノコを洗うと風味が落ち、菌床栽培のキノコは洗う必要がないと言われています。
しかし、稀にゴミ等が付着しているので濡れ布巾で表面を拭くか、サッと洗うに留めます。
洗う場合は3~4%の塩水を使うと水分が含まれるのを防止する効果があります。

マイタケは全て食べられるため、石突きを切り落とす必要はありません。
また、包丁を使わなくても手で裂くことができます。

キノコは生では食べられないので必ず加熱します。
マイタケは調理した際に煮汁に色が出ますが、ポリフェノール等の水溶性の栄養なので美味しく食べられます。

なお、タンパク質を分解する酵素を多く含むため、みじん切りにして鶏肉等と一緒に保存すると肉が柔らかくなります。
逆に、卵は固まりにくくなるので一緒に調理する場合は注意が必要です。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫、又は冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 2~3日程度

パックのまま冷蔵庫、又は野菜室に保存します。
パックを開けてしまった場合や水滴が付いている場合は、水滴を拭いてからポリ袋等に入れて保存します。