エリンギ

エリンギの概要

エリンギはヒラタケの仲間で、味はあまりないのですが表面のツルっとした滑らかさと、コリコリした食感が特徴のキノコです。
エリンギウム・カンペストレという植物が枯死した根布を培地として自生することから「エリンギ」と名付けられたとされています。

イタリアやフランス等の地中海沿岸に自生しており、日本では菌床栽培されたもののみが流通しています。
日本で流通するエリンギは茎(柄の部分)が太くなるように品種改良されています。

選び方のポイント

エリンギは大きさが異なるものが抱き合わせ?のように売られていることがありますが味の違いはありません。
ただ、食感を楽しみたい場合は大きいものを選ぶと良いでしょう。
袋に水滴が付いているものは保存期間が短くなるので避けましょう。

なお、白いカビのようなものが表面に付着しいていることがありますが、気中菌糸(きちゅうきんし)と言うキノコの一部なので食べられます。

食べ方・調理のポイント

キノコを洗うと風味が落ち、菌床栽培のキノコは洗う必要がないと言われています。
しかし、稀にゴミ等が付着しているので濡れ布巾で表面を拭くか、サッと洗うに留めます。
洗う場合は3~4%の塩水を使うと水分が含まれるのを防止する効果があります。

エリンギは手で裂くと味がしみ込みやすくなり、包丁で切るとアワビに似た食感になります。

キノコは生では食べられないので必ず加熱します。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫、又は冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 5日程度

パックのまま冷蔵庫、又は野菜室に保存します。
パックを開けてしまった場合や水滴が付いている場合は、水滴を拭いてからポリ袋等に入れて保存します。