ビタミンB6

ビタミンB6は水溶性ビタミンの一種で、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン等、同様の作用を持つ10種以上の化合物の総称です。
値にはピリドキシン相当量が使用されています。

タンパク質(アミノ酸)や脂質の代謝、神経伝達物質の生成等に関与しています。
タンパク質を多く摂取する人はビタミンB6の摂取量も増やす必要があります。

ビタミンB6が不足すると、皮膚炎、舌炎、口角症、うつ病、脳波異常、痙攣発作等のリスクが知られています。

なお、水溶性のビタミンは体内に蓄積できないため、毎日の摂取が必要となります。

ビタミンB6を多く含む食材(野菜)

ビタミンB6を多く含む食材(野菜)の順位(50位まで)と可食部100gあたりの成分値を表示しています。
1日に必要な栄養を簡単に判断できるように日本人の食事接種基準をどの程度満たすかも表示しています。

摂取基準の値は以下の条件で算出しています。
女性も基本的にはこの条件で充足しますが、生理や妊娠の有無等で必要な摂取量は変わります。

  • 男性
  • 18才
  • 身体活動レベル:普通

なお、この一覧は基本的に調理前の素材に限定しており、加工品、調理済み等のデータは除いています。
まだ説明を追加していない食材が多いですが、説明を記載済みの食材であれば食材名のリンクより食材の詳細を調べることができます。
詳細ページでは栄養成分全体(タンパク質、ビタミン、ミネラル等)を表示しており、年齢・性別による違いや、調理済みの場合等も調べることができます。

順位 食材名 成分値(/100g) 接種基準(割合)
1位 ニンニク/生 1.53mg
100%
推奨量
1.4mg
 
2位 トウガラシ/生 1.00mg
71.4%
推奨量
1.4mg
 
3位 トマピー/生 0.56mg
40%
推奨量
1.4mg
 
4位 ツルニンジン/生 0.41mg
29.3%
推奨量
1.4mg
 
5位 シシトウ/生 0.39mg
27.9%
推奨量
1.4mg
 
6位 赤ピーマン/生( カラーピーマンパプリカ 0.37mg
26.4%
推奨量
1.4mg
 
7位 アサツキ/生 0.36mg
25.7%
推奨量
1.4mg
 
8位 ツクシ/生 0.35mg
25%
推奨量
1.4mg
 
8位 モロヘイヤ/生 0.35mg
25%
推奨量
1.4mg
 
10位 クワイ/生 0.34mg
24.3%
推奨量
1.4mg
 
11位 オレンジピーマン/生( カラーピーマンパプリカ 0.32mg
22.9%
推奨量
1.4mg
 
11位 ナズナ/生 0.32mg
22.9%
推奨量
1.4mg
 
11位 ワサビ/生 0.32mg
22.9%
推奨量
1.4mg
 
14位 茎ニンニク/生 0.31mg
22.1%
推奨量
1.4mg
 
15位 ブロッコリー/生 0.30mg
21.4%
推奨量
1.4mg
 
16位 パセリ/生 0.27mg
19.3%
推奨量
1.4mg
 
16位 芽キャベツ/生 0.27mg
19.3%
推奨量
1.4mg
 
16位 芽タデ/生 0.27mg
19.3%
推奨量
1.4mg
 
19位 和種ナバナ/花芽・茎/生 0.26mg
18.6%
推奨量
1.4mg
 
19位 黄ピーマン/生( カラーピーマンパプリカ 0.26mg
18.6%
推奨量
1.4mg
 
21位 カラシナ/生 0.25mg
17.9%
推奨量
1.4mg
 
21位 フダンソウ/生 0.25mg
17.9%
推奨量
1.4mg
 
21位 葉トウガラシ/生 0.25mg
17.9%
推奨量
1.4mg
 
24位 リーキ/生 0.24mg
17.1%
推奨量
1.4mg
 
25位 カイワレダイコン/生 0.23mg
16.4%
推奨量
1.4mg
 
25位 カリフラワー/生 0.23mg
16.4%
推奨量
1.4mg
 
25位 はなっこりー/生 0.23mg
16.4%
推奨量
1.4mg
 
25位 ホースラディッシュ/生 0.23mg
16.4%
推奨量
1.4mg
 
29位 タラノメ/生 0.22mg
15.7%
推奨量
1.4mg
 
29位 洋種ナバナ/葉茎/生( かき菜コウサイタイ 0.22mg
15.7%
推奨量
1.4mg
 
29位 葉ダイコン/生 0.22mg
15.7%
推奨量
1.4mg
 
29位 西洋カボチャ/生 0.22mg
15.7%
推奨量
1.4mg
 
33位 未成熟ラッカセイ/生 0.21mg
15%
推奨量
1.4mg
 
34位 ブロッコリースプラウト/生 0.20mg
14.3%
推奨量
1.4mg
 
35位 トウミョウ/茎葉/生 0.19mg
13.6%
推奨量
1.4mg
 
35位 ピーマン/生 0.19mg
13.6%
推奨量
1.4mg
 
35位 レッドキャベツ/生 0.19mg
13.6%
推奨量
1.4mg
 
35位 葉ジソ/生 0.19mg
13.6%
推奨量
1.4mg
 
39位 ダイコン/葉/生 0.18mg
12.9%
推奨量
1.4mg
 
39位 フキノトウ/生 0.18mg
12.9%
推奨量
1.4mg
 
39位 ミズナ/生 0.18mg
12.9%
推奨量
1.4mg
 
39位 ワケギ/生 0.18mg
12.9%
推奨量
1.4mg
 
43位 未成熟ソラマメ/生 0.17mg
12.1%
推奨量
1.4mg
 
43位 水かけ菜/生 0.17mg
12.1%
推奨量
1.4mg
 
43位 花ニラ/生 0.17mg
12.1%
推奨量
1.4mg
 
46位 アシタバ/生 0.16mg
11.4%
推奨量
1.4mg
 
46位 カブ/葉/生 0.16mg
11.4%
推奨量
1.4mg
 
46位 ケール/生 0.16mg
11.4%
推奨量
1.4mg
 
46位 タカナ/生 0.16mg
11.4%
推奨量
1.4mg
 
46位 とんぶり/ゆで 0.16mg
11.4%
推奨量
1.4mg
 
46位 ニラ/生 0.16mg
11.4%
推奨量
1.4mg
 
46位 ノビル/生 0.16mg
11.4%
推奨量
1.4mg
 
46位 ヤングコーン/生 0.16mg
11.4%
推奨量
1.4mg
 
46位 葉タマネギ/生 0.16mg
11.4%
推奨量
1.4mg
 
  • 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
  • 食材名は出典から変更している場合があります
目標量
生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
推奨量
ほとんどの人が充足している量。
目安量
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。
推定平均必要量
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。
出典:日本食品標準成分表(八訂) 2020年
出典:日本人の食事摂取基準 2020年