タカナ たかな 高菜

タカナの概要

名前 タカナ
漢字 高菜

タカナは漬け物にすることが多い野菜で、漬け菜(つけな)と呼ばれる野菜の一つです。
タカナ、ノザワナ、ヒロシマナを日本の三大漬け菜(漬物)と呼んでおり、漬物の世界では有名な野菜です。
温暖な気候を好むため、九州の特産野菜となっています。

タカナやノザワナはカラシナの変種と言われており、カラシナの方が歴史的には古く弥生時代とも言われています。
タカナにはカラシナと同様にピリっとした辛みがありますが、葉がカラシナより大きく厚みがあり、食感が柔らかいのが特徴です。

選び方のポイント

タカナは漬物に直接加工されることが多く、みかける機会が少ない野菜であるため選んで購入することは難しいでしょう。
成長すると1kgをゆうに超えますが、スーパー等で見かけるものは300~500g程度の少し小さいめのものが売られています。

それでも一般的な葉野菜に比べて葉が大きいためか、袋詰めするとみっちりと圧縮され、少し萎れた状態で売られていることが多いようです。
ただ、漬物にする場合はそれでも問題ないため、特に気にする必要はないでしょう。

他にも、タカナは生食や炒め物等の別の調理法で食べることもできます。
その場合は萎れたものは向かないため、葉がピンと張ったものを選ぶようにします。
小さいものを選ぶと葉が柔らかく食べやすいでしょう。
また、漬物でも浅漬けにする場合は小さいものが向いています。

食べ方・調理のポイント

タカナは漬物にすることが一般的ですが、油と相性が良いため炒め物等にしても美味しく食べられます。
漬物にする方法の詳細はここでは言及しませんが、4~5%程度の塩で1週間程度漬けます。

漬物以外の場合は内側の方が葉が柔らかいため、内側の葉を使うか、小さいものを使うと良いでしょう。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

水を含ませたポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。

縦にして保存した方が良いですが、大きくて冷蔵庫に入らないので通常は横向きに保存します。