ヤツガシラ やつがしら 八つ頭

ヤツガシラの概要

名前 ヤツガシラ
漢字 八つ頭

サトイモの品種の一つで、親芋を中心に子芋が分球せずにくっついて大きな塊になります。
塊が八つの頭のように見えることから「八つ頭 (やつがしら)」と名付けられたとされています。
末広がりの「八」と、子孫繁栄や人の「頭」になるようにという縁起物としておせち料理によく使われます。

サトイモ特有のヌメリは少なめで、身がしっかりとしてホクホクしています。
味が強く美味しいのですが、形がいびつで皮を剥きにくい食材です。

基本的に塊となった親子芋を食べますが、稀に八つ子と呼ばれる孫芋ができます。
八つ子は価格が安く流通量が少ないですが、親子芋より美味しくお勧めです。

食べ方・調理のポイント

塊のままだと皮が剥きにくいので、子芋の形に添って切ってから皮を剥きます。
イモの味が強いのでしっかり味付けした方が美味しく食べられます。

保存のポイント

保存場所 常温(冷暗所)
保存日数(目安) 泥なし:1週間程度
泥つき:1ヶ月程度

紙袋等に入れて常温(冷暗所)に保存します。

低温と乾燥に弱いので泥が付いたまま保存すると保ちが良くなります。