ウワバミソウ うわばみそう 蟒蛇草

ウワバミソウの概要

名前 ウワバミソウ
漢字 蟒蛇草
別名(例) ミズ
赤ミズ
水菜(ミズナ)

ウワバミソウは主に渓流沿いや湿地に自生する山菜です。
一般的には「ミズ」の名前で流通しています。
茎に水分を多く含み、葉が片側に偏った少し曲がった形をしています。

主に茎の部分を食べますが葉や根も食べられます。
茎はヌメリがあってクセが少ないので食べやすい山菜です。

食用として売られているのは「赤ミズ」で、茎の下側に赤身を帯びています。
山菜としては赤い部分の少ない「青ミズ」も食べられますがヌメリが少なく「赤ミズ」の方が美味しいとされます。

秋に葉の付け根にできる「ムカゴ(肉芽)」は「山のネックレス」とも呼ばれ高級食材として珍重されています。

選び方のポイント

食用として売られているウワバミソウは「赤ミズ」で、茎の下側に赤身を帯びています。
この部分にヌメリが多いので、赤い部分が多いほど良いとされます。

食べ方・調理のポイント

葉を取り除き、茎の表面の薄皮を剥きます。
茹でる場合は軽く茹でるに留め、食感が損なわれないようにします。
生又は軽く茹でた状態で叩いて潰すとトロロ状になります。

茹でただけでも軽いネバリが楽しめます。

主に茎を食べますが、天ぷら等にすると葉も美味しく食べられます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

ポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。