アーティチョーク

アーティチョークの概要

名前 アーティチョーク
別名(例) アティショー
カルチョーフィ
朝鮮薊(チョウセンアザミ)

アーティチョークはヨーロッパでは一般的な野菜で、つぼみ(ガク)の付け根のわずかな部分を食べます。
調理の手間と食べられる部分の少なさから、家庭で手を出すのは難しい食材です。
茹でるとほのかに甘く、ユリネやジャガイモのようなホクホクした食感がします。

日本ではあまり見かけない野菜で、江戸時代には日本に入ってきましたが定着しませんでした。
日本の気候が合わないとされていることや収穫までに1年程度要することもあり、わずかに栽培されるに留まります。

食べ方・調理のポイント

茹でたアーティチョークハート(断面)

まずは、つぼみ(ガク)の先の尖った部分(上半分)を刺さって危ないので切り落とします。

茹でる場合は20~40分程度茹でます。
鮮度の良いものは生で食べられます。

周りの尖ったガクの部分を剥して取り除きます。
ガクの付け根の肉厚な部分は食べることができ、歯でこそげ落とすように食べます。

最後に、出てきたモジャモジャした花の部分も取り除き、つぼみ(ガク)の付け根(「アーティチョークハート」と呼ばれる柔らかい花芯)だけにします。
写真は茹でたアーティチョークハートを半分に切ったものです。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 2日程度

パックのまま、又はポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、野菜室に保存します。

鮮度が落ちやすいため早めに食べるようにしましょう。