アシタバ あしたば 明日葉
アシタバの概要
名前 | アシタバ |
漢字 | 明日葉 |
別名(例) |
明日草(アシタグサ) 八丈草(ハチジョウソウ) |
アシタバは房総半島・伊豆諸島に自生しており、同じ地域で栽培しています。
データはありませんが、東京都が主産地という珍しい野菜で葉と茎を食べます。
葉は3枚に分かれていて、少し変わった形をしています。
大きいものは1mにも成長しますが、食用にするのは若葉で1本の株から葉を複数回収穫できます。
栄養価が高い食材なのですが、特有の苦味と香りがあるため好き嫌いが分かれるようです。
健康食品として青汁・サプリ・パウダーとしても売られています。
「夕方に摘んでも翌日に葉が出るほど生命力が強い」ので「明日葉(あしたば)」と名付けられたとされています。
選び方のポイント
アシタバは茎が細いものが葉が柔らかくて食べやすいです。
また、茎が太いと苦みが強い傾向があります。
食べ方・調理のポイント
アシタバをしっかりと洗ったら、加熱時間が異なるので茎と葉を切り分けます。
そして、調理する際は茎を先に加熱します。
独特の苦みと香りがあるため、苦みが気になる場合は一旦軽く茹でて冷水に浸し、苦みを抜いてから調理します。
茹でる場合は茎を30~40秒程度、葉は数秒程度に留め加熱しすぎないようにします。
アシタバの旬
アシタバは幅広い時期に収穫できますが、最も美味しいのは春の新芽の時期です。
最近はハウス栽培も行われており、量は少ないですが通年で流通していることがあります。
食材 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||
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アシタバ |
アシタバの栄養
アシタバの栄養はビタミンに優れるの一言に尽きます。
ビタミンAとビタミンKが特に多いですが、ミネラルも含めてバランスの良い食材です。
水溶性食物繊維が多い点も見逃せません。
また、成分値に表れていませんが、アシタバに含まれるポリフェノールの一種であるカルコンには強い抗酸化作用や抗菌作用があるとされています。
食材を選択 | |
年齢 | |
性別 |
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可食部重量(g) | |
重さの種類 |
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項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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エネルギー |
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タンパク質 |
-
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脂 質 |
脂質 |
-
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脂 肪 酸 |
飽和 |
-
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一価不飽和 | - | |||
多価不飽和 |
-
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多価不飽和(n-3) |
-
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多価不飽和(n-6) |
-
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コレステロール | - | |||
炭 水 化 物 |
炭水化物 |
-
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食 物 繊 維 |
水溶性 |
-
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不溶性 |
-
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総量 |
-
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項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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脂 溶 性 |
ビタミンA (レチノール活性当量) |
-
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ビタミンD |
-
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ビタミンE (α-トコフェロール) |
-
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ビタミンK |
-
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水 溶 性 |
ビタミンB1 |
-
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ビタミンB2 |
-
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ナイアシン | - | |||
ナイアシン当量 |
-
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ビタミンB6 |
-
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ビタミンB12 |
-
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葉酸 |
-
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パントテン酸 |
-
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ビオチン |
-
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ビタミンC |
-
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- 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 目標量
- 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
- 推奨量
- ほとんどの人が充足している量。
- 目安量
-
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 推定平均必要量
-
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。 - 耐容上限量
- 健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。
- -(ハイフン)
- 未測定。
- 0(ゼロ)
-
食品成分表の最小記載量の1/10(ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデンにあっては3/10、ビオチンにあっては4/10。以下同じ)未満又は検出されなかったことを示す。
食塩相当量の0は算出値が最小記載量(0.1g)の5/10未満であることを示す。 - Tr(微量、トレース)
-
最小記載量の1/10以上含まれているが5/10未満であることを示す。
- ( )カッコつきの数字
-
諸外国の食品成分表の収載値や原材料配合割合レシピ等を基に推計した場合を示す。
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
農薬・窒素成分の影響
農薬影響 | 小 |
窒素影響 | 中 |
有機栽培 (オーガニック) を推奨するか |
有機推奨 |
アシタバの窒素影響は窒素肥料の使用量と葉野菜であることからの推定です。
農薬の使用は少ないですが、窒素肥料はかなり多く使用しています。
アシタバは多年草であるため、農薬や窒素肥料の使用量は通年の値です。
数か月で栽培する野菜と比べて極端に多いとは言えませんが、それでも窒素肥料の使用は多めなため、有機栽培(オーガニック)等でない限り大量には食べない方が良いでしょう。
農薬・窒素成分の使用量(慣行レベル)
食材 | 化学合成農薬 平均成分回数 |
化学肥料 平均窒素成分 (kg/10a) |
集計範囲 |
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アシタバ | 3 | 40 | 1都道府県 |
- 季節や作型等の値を平均しています
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 成分回数
- 化学合成農薬の成分毎の回数。(例:除草剤1種・殺虫剤2種を散布⇒成分回数3回)
窒素成分の残留値
体重(kg) |
食材 | 出典 | 窒素残留 (mg/100g) |
窒素許容量 (mg/日) |
食材許容量 (g/日) |
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アシタバ/生 | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | Tr | ||
アシタバ/ゆで | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | Tr |
- WHOが定める1日の許容摂取量(ADI)は体重1㎏に対して3.7mg
- 0は10mg/100g未満を意味します
- Trや(Tr)は10~50mg/100gを意味し、最大値の50mg/100gとして計算しています
- 窒素残留は単位をmg/100gに統一しているため出典と値が異なります
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 葉物は茹でる等で最大で半分程度に低減できると言われています