バジル
バジルの概要
名前 | バジル |
別名(例) |
スイートバジル バジリコ 目箒(メボウキ) |
バジルはパスタやピザ等のイタリア料理でおなじみのハーブの一種で、香りの強い葉を食べます。
英語では「バジル」、イタリア語で「バジリコ」と呼びます。
一般的にはバジルの品種である「スイートバジル」が多く流通しています。
バジルはシソの仲間ですが、シソよりも香りが強く、スパイシーであるにも関わらず穏やかで爽やかな香りがします。
乾燥バジルも流通していますが、生のバジルの方が香りが強く甘みがあります。
選び方のポイント
バジルはすぐに萎れてしまうため、なるべく茎つきのものを選ぶと良いでしょう。
茎つきだと水に浸けて常温で長期保存ができます。
食べ方・調理のポイント
バジルは香りが穏やかなので、どんな料理にも合います。
トマトと相性が良いためイタリア料理ではパスタやピザ等によく利用されています。
お勧めはカレーにたっぷり入れることで、別物のように美味しくなりますよ。
保存のポイント
保存場所 | 常温、又は冷蔵庫(野菜室) |
保存日数(目安) |
常温(水に浸けた場合):1~2週間程度 冷蔵庫(野菜室):3~4日程度 |
バジルは低温に弱いため、そのまま冷蔵庫に保存すると低温障害を起こして黒く変色してしまいます。
茎がついている状態で長期間保存する場合は、茎を水に浸けた状態(花瓶に花を活けるイメージ)で常温で保存します。
水は毎日替えるようにします。
葉のみの状態や短期間保存する場合は、キッチンペーパー等にくるんでからポリ袋等に入れて冷気が直接当たらないようにしてから冷蔵庫(野菜室)に保存します。
バジルの旬
バジルは夏~秋にかけて旬となります。
葉の先端を順次摘み取ることで長期間の収穫ができます。
食材 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||
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バジル |
バジルの栄養
バジルはビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、マンガンを多く含みます。
特にビタミンKは野菜の中で上位に入ります。
ただ、摂取量が少ない野菜なので実質的には栄養の摂取はそれ程期待できないでしょう。
食材名 | バジル/生 |
年齢 | |
性別 |
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可食部重量(g) | |
重さの種類 |
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項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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エネルギー |
|
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タンパク質 |
-
|
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脂 質 |
脂質 |
-
|
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脂 肪 酸 |
飽和 |
-
|
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一価不飽和 | - | |||
多価不飽和 |
-
|
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多価不飽和(n-3) |
-
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|||
多価不飽和(n-6) |
-
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コレステロール | - | |||
炭 水 化 物 |
炭水化物 |
-
|
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食 物 繊 維 |
水溶性 |
-
|
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不溶性 |
-
|
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総量 |
-
|
項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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脂 溶 性 |
ビタミンA (レチノール活性当量) |
-
|
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ビタミンD |
-
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ビタミンE (α-トコフェロール) |
-
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ビタミンK |
-
|
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水 溶 性 |
ビタミンB1 |
-
|
|
|
ビタミンB2 |
-
|
|
||
ナイアシン | - | |||
ナイアシン当量 |
-
|
|
||
ビタミンB6 |
-
|
|
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ビタミンB12 |
-
|
|
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葉酸 |
-
|
|
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パントテン酸 |
-
|
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ビオチン |
-
|
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ビタミンC |
-
|
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- 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 目標量
- 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
- 推奨量
- ほとんどの人が充足している量。
- 目安量
-
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 推定平均必要量
-
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。 - 耐容上限量
- 健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。
- -(ハイフン)
- 未測定。
- 0(ゼロ)
-
食品成分表の最小記載量の1/10(ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデンにあっては3/10、ビオチンにあっては4/10。以下同じ)未満又は検出されなかったことを示す。
食塩相当量の0は算出値が最小記載量(0.1g)の5/10未満であることを示す。 - Tr(微量、トレース)
-
最小記載量の1/10以上含まれているが5/10未満であることを示す。
- ( )カッコつきの数字
-
諸外国の食品成分表の収載値や原材料配合割合レシピ等を基に推計した場合を示す。
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
農薬・窒素成分の影響
農薬影響 | 中 |
窒素影響 | 中 |
有機栽培 (オーガニック) を推奨するか |
有機推奨 |
バジルは農薬や窒素肥料の使用がとても多い野菜です。
特に窒素残留が多く、有機栽培(オーガニック)等でない限り大量には食べない方が良いでしょう。
ただ、摂取量が少ない野菜なので窒素影響は「中」としました。
農薬・窒素成分の使用量(慣行レベル)
食材 | 化学合成農薬 平均成分回数 |
化学肥料 平均窒素成分 (kg/10a) |
集計範囲 |
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バジル | 11.4 | 21.4 | 7都道府県 |
- 季節や作型等の値を平均しています
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 成分回数
- 化学合成農薬の成分毎の回数。(例:除草剤1種・殺虫剤2種を散布⇒成分回数3回)
窒素成分の残留値
体重(kg) |
食材 | 出典 | 窒素残留 (mg/100g) |
窒素許容量 (mg/日) |
食材許容量 (g/日) |
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バジル/生 | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | 400 |
- WHOが定める1日の許容摂取量(ADI)は体重1㎏に対して3.7mg
- 0は10mg/100g未満を意味します
- Trや(Tr)は10~50mg/100gを意味し、最大値の50mg/100gとして計算しています
- 窒素残留は単位をmg/100gに統一しているため出典と値が異なります
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 葉物は茹でる等で最大で半分程度に低減できると言われています