フダンソウ ふだんそう 不断草
フダンソウの概要
名前 | フダンソウ |
漢字 | 不断草 |
別名(例) |
うまい菜 唐萵苣(トウヂシャ) 夏菜(ナツナ) ンスナバー スイスチャード カラフルチャード |
フダンソウは葉を食べるように改良されたビートの一種です。
葉をかきとるように収穫することで1年を通じて収穫できることから「不断草(ふだんそう)」と名付けられました。
葉が大きく肉厚であるにも関わらず柔らかく、少し青臭さがありますが味にクセがないためとても食べやすい野菜です。
茎が白茎種が一般的で、関西では「うまい菜」、沖縄県では「ンスナバー」とも呼ばれています。
また、茎がカラフルな品種は「スイスチャード」や「カラフルチャード」の名前で売られています。
選び方のポイント
フダンソウは葉をかきとることで長期間の収穫が可能であることから、バラバラの状態で売られていることが一般的です。
また、成長しすぎたものは葉が硬くなっていることがあるので、茎があまり長くないものを選ぶと良いでしょう。
食べ方・調理のポイント
フダンソウは葉が柔らかいため、ホウレンソウのように調理して食べることができます。
葉の食感がしっかりしていて炒め物にも向くため、ホウレンソウよりも使い勝手は良いかもしれません。
サラダ等にする場合は色がカラフルなスイスチャード(カラフルチャード)を選ぶと良いでしょう。
ただ、少しアクがあるため熱湯で軽く湯通ししてから使います。
フダンソウの旬
フダンソウは暑さや寒さに強く名前の通り1年を通じて収穫することができます。
ただ、冬の寒い時期は葉が硬くなるため旬から除外しました。
食材 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フダンソウ |
フダンソウの栄養
フダンソウはビタミンA、ビタミンK、葉酸、カリウム、マグネシウム、鉄、マンガンを多く含んでいます。
特にカリウムは野菜の中で最も多く含んでおり、ビタミンA、カリウム、マグネシウム、マンガン等も野菜の中で上位に入ります。
どうもミネラルを蓄積する傾向があるようで、ナトリウム(塩分)も野菜としては多く含んでいます。
食材を選択 | |
年齢 | |
性別 |
|
可食部重量(g) | |
重さの種類 |
|
項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
---|---|---|---|---|
エネルギー |
|
|||
タンパク質 |
-
|
|||
脂 質 |
脂質 |
-
|
||
脂 肪 酸 |
飽和 |
-
|
||
一価不飽和 | - | |||
多価不飽和 |
-
|
|||
多価不飽和(n-3) |
-
|
|||
多価不飽和(n-6) |
-
|
|||
コレステロール | - | |||
炭 水 化 物 |
炭水化物 |
-
|
||
食 物 繊 維 |
水溶性 |
-
|
||
不溶性 |
-
|
|||
総量 |
-
|
項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
---|---|---|---|---|
脂 溶 性 |
ビタミンA (レチノール活性当量) |
-
|
||
ビタミンD |
-
|
|
||
ビタミンE (α-トコフェロール) |
-
|
|
||
ビタミンK |
-
|
|
||
水 溶 性 |
ビタミンB1 |
-
|
|
|
ビタミンB2 |
-
|
|
||
ナイアシン | - | |||
ナイアシン当量 |
-
|
|
||
ビタミンB6 |
-
|
|
||
ビタミンB12 |
-
|
|
||
葉酸 |
-
|
|
||
パントテン酸 |
-
|
|
||
ビオチン |
-
|
|
||
ビタミンC |
-
|
|
- 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 目標量
- 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
- 推奨量
- ほとんどの人が充足している量。
- 目安量
-
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 推定平均必要量
-
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。 - 耐容上限量
- 健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。
- -(ハイフン)
- 未測定。
- 0(ゼロ)
-
食品成分表の最小記載量の1/10(ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデンにあっては3/10、ビオチンにあっては4/10。以下同じ)未満又は検出されなかったことを示す。
食塩相当量の0は算出値が最小記載量(0.1g)の5/10未満であることを示す。 - Tr(微量、トレース)
-
最小記載量の1/10以上含まれているが5/10未満であることを示す。
- ( )カッコつきの数字
-
諸外国の食品成分表の収載値や原材料配合割合レシピ等を基に推計した場合を示す。
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
農薬・窒素成分の影響
農薬影響 | 不明 |
窒素影響 | 中 |
有機栽培 (オーガニック) を推奨するか |
有機推奨 |
フダンソウの農薬や窒素肥料の使用量に関するデータはありません。
ただ、窒素残留が多めなので、可能であれば有機栽培(オーガニック)を選ぶと良いでしょう。
窒素成分の残留値
体重(kg) |
食材 | 出典 | 窒素残留 (mg/100g) |
窒素許容量 (mg/日) |
食材許容量 (g/日) |
---|---|---|---|---|
フダンソウ/生 | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | 100 | ||
フダンソウ/ゆで | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | 100 |
- WHOが定める1日の許容摂取量(ADI)は体重1㎏に対して3.7mg
- 0は10mg/100g未満を意味します
- Trや(Tr)は10~50mg/100gを意味し、最大値の50mg/100gとして計算しています
- 窒素残留は単位をmg/100gに統一しているため出典と値が異なります
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 葉物は茹でる等で最大で半分程度に低減できると言われています