トレビス

トレビスの概要

名前 トレビス
別名(例) トレビッツ
ラディッキオ
レッドチコリー
レッドレタス
赤芽チコリー

トレビスはチコリーの仲間で、ヨーロッパ原産の野菜です。
トレビスはフランス語で、イタリア語ではラディッキオ、アメリカではレッドレタス等と呼ばれています。

日本では丸い形のものが主流で、小さめの赤いキャベツやレタスのような形ですが、キャベツやレタスに比べて葉が薄く、柔らかいですがしっかりした食感をしています。
ただ、チコリーの仲間だけあり苦みが強い野菜で、チコリーのように軟白栽培しないのでチコリーより苦みが強くなっています。

なお、トレビスの根株を掘り起こして貯蔵したあとに軟白栽培すると チコリーになるので、赤目チコリーとも呼ばれます。

選び方のポイント

トレビスはレタスのように結球していますが、触った感じは柔らかく表面がツルリとしたような感触がします。
また、ラップに包まれて売られていることが多いのですが、その柔らかさ故に萎れて張り付いているように見えたりします。
しかし、トレビスは柔らかい野菜であるため、葉先が乾燥したようになっていなければ問題ありません。

食べ方・調理のポイント

トレビスはチコリの仲間ですが、チコリのように葉の形を活かすことができません。
そのため、生で使用する場合は細かく切ってサラダ等に入れて苦みや色をアクセントにするようにすると良いでしょう。
苦みが強いので入れすぎに注意します。

苦さが苦手な人はトレビスを切ってから水にさらすと苦みが和らぎます。
加熱調理するとトレビスそのものの苦みは和らぎますが、汁に苦みが出てしまうので全体的に苦みが強くなったように感じてしまいます。
特に、加熱調理したものを置いておくと汁がどんどん苦くなってしまうので作り置きはしないようにします。
また、色落ち(変色)するので生で食べる方が良いでしょう。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 1週間程度

密閉された袋に入っている場合はそのまま、そうでな場合はラップに包んで冷蔵庫(野菜室)に保存します。