エンダイブ

エンダイブの概要

名前 エンダイブ
別名(例) 菊萵苣(キクチシャ)
苦萵苣(ニガチシャ)
シコレ

エンダイブはリーフレタスに似た形をしていますが、地中海沿岸が原産でチコリーに近い野菜です。

葉が縮れている宿葉種とちぢれていない広葉種があり、日本では宿葉種が栽培されています。
リーフレタスよりも苦みがあり、シャキシャキとしっかりした歯ごたえがあります。
苦みがある味から「苦萵苣(にがちしゃ)」とも呼ばれます。萵苣(ちしゃ)はレタスのことです。

エンダイブは苦みが強くなりすぎないように外葉等で中心部を覆って軟白栽培しています。
軟白栽培したエンダイブは軟白栽培していないものと区別するためにホワイトエンダイブの名前で売っていることがあります。
また、軟白したことを強調するためか、葉を外側に折り込み内側の軟白部分が見えるように包装されていることがあります。

選び方のポイント

エンダイブは軟白化した内側の白い部分(黄緑色の部分)が苦みが少ないため、内側の白い部分が多いものを選びます。
逆に、エンダイブの苦みを好む場合は白い部分が少ないものを選びます。

食べ方・調理のポイント

生で食べる場合は中心部の色が白い(黄緑色)の葉を食べます。
ただ、軟白化して苦みが少ないとはいえ、それでも苦みが強めなので切ってから3時間ほど水につけると苦みが抜けシャキっとします。
包丁で切ったり、手でちぎっても空気中に長時間置いておくと断面が変色するので早めに食べるようにします。

外側の緑色が濃い部分は硬くて苦みが強いので、茹でたり油で炒める等で加熱すると柔らかくなり苦みが抜けます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 2~3日程度

ポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。