シュンギク しゅんぎく 春菊

シュンギクの概要

名前 シュンギク
漢字 春菊
別名(例) 菊菜(キクナ)
新菊(シンギク)

シュンギクは菊の一種で、若い葉と茎を食べます。
春に花が咲くことから「春菊(しゅんぎく)」と呼ばれています。
東アジアでは食用として利用されますが、綺麗な花が咲くので海外では主に観賞用として使われます。

シュンギクは独特の香りと苦みがあり鍋に使うことが多い野菜ですが、独特の香り故に好き嫌いが分かれやすい食材でもあります。

流通しているものは主に「中葉種」と「大葉種」の二つに分類されます。
中葉種は主に関東や関西で栽培され、葉の切れ込みが深く(葉が細い)、香りや苦みが強いのが特徴です。
大葉種は主に西日本で栽培され、葉の切れ込みが浅く、香りや苦みが弱いのが特徴です。
小葉種もありますが、あまり栽培されていません。

選び方のポイント

シュンギクは茎の下の方まで葉がついているものを選びます。
茎が細い方が柔らかくて食べやすいです。

生で食べる場合はサラダ用として売られているものを選びます。

食べ方・調理のポイント

シュンギクは冬の鍋料理の定番野菜です。

葉は加熱すると苦みが出ますが、茎は加熱しても苦みが出ません。
そこで、シュンギクの苦みが苦手な人は葉と茎を分け、葉の加熱時間を短めにします。
葉の加熱は3~5秒程度で十分で、それ以上は苦みが強くなります。

なお、生食をする場合だけはサラダ用を使うように気をつけましょう。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

水を含ませたポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に立てて保存します。