ウルイ うるい
ウルイの概要
名前 | ウルイ |
別名(例) |
甘菜(アマナ) ウリッパ ギンポ 山干瓢(ヤマカンピョウ) |
本州北部から北海道の産地や草原に自生する「大葉擬宝珠(おおばぎぼうし)」の若葉を「ウルイ」と呼び山菜として食べます。
ウルイは味、香りニクセがなく、軽いヌメリが特徴です。
栽培物は軟白栽培されており、天然物に比べて柔らかくヌメリが抑えられて食べやすくなっています。
最近は日光にあてずに栽培した山形県産の黄色いウルイが「雪うるい」のブランド名で流通するようになってきています。
なお、保存用に茹でて乾燥させたものは「山かんぴょう」と呼ばれています。
選び方のポイント
栽培物には緑色のウルイ、黄色いウルイがあります。
緑色のウルイは土寄せ等で軟白化していますが、土より上部を日光にあてるため緑色をしています。
黄色いウルイは日光にあてずに施設栽培したもので、緑色のウルイに比べて葉先まで苦みがなく柔らかくなっています。
どちらのウルイも茎の部分は白いのですが、出荷後に時間が経過すると緑色に色づいて硬くなってきます。
このことから、生で食べる場合は黄色い「雪うるい」か、緑色の薄いウルイを選ぶと良いでしょう。
加熱する場合は緑色がしっかりしたウルイを選ぶとウルイの特徴であるヌメリを楽しめます。
ただし、成長しすぎたものは硬くなり、苦みが出てきます。
食べ方・調理のポイント
ウルイは生で食べるとシャキシャキしており、茹でるとヌメリが出てきます。
癖がないので何にでも合います。
ウルイの旬
露地栽培のウルイは春が旬となります。
施設栽培は2月頃から早出しで出荷されます。
食材 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||
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ウルイ |
ウルイの栄養
食材名 | ウルイ/生 |
年齢 | |
性別 |
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可食部重量(g) | |
重さの種類 |
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項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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エネルギー |
|
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タンパク質 |
-
|
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脂 質 |
脂質 |
-
|
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脂 肪 酸 |
飽和 |
-
|
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一価不飽和 | - | |||
多価不飽和 |
-
|
|||
多価不飽和(n-3) |
-
|
|||
多価不飽和(n-6) |
-
|
|||
コレステロール | - | |||
炭 水 化 物 |
炭水化物 |
-
|
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食 物 繊 維 |
水溶性 |
-
|
||
不溶性 |
-
|
|||
総量 |
-
|
項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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脂 溶 性 |
ビタミンA (レチノール活性当量) |
-
|
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ビタミンD |
-
|
|
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ビタミンE (α-トコフェロール) |
-
|
|
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ビタミンK |
-
|
|
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水 溶 性 |
ビタミンB1 |
-
|
|
|
ビタミンB2 |
-
|
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||
ナイアシン | - | |||
ナイアシン当量 |
-
|
|
||
ビタミンB6 |
-
|
|
||
ビタミンB12 |
-
|
|
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葉酸 |
-
|
|
||
パントテン酸 |
-
|
|
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ビオチン |
-
|
|
||
ビタミンC |
-
|
|
- 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 目標量
- 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
- 推奨量
- ほとんどの人が充足している量。
- 目安量
-
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 推定平均必要量
-
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。 - 耐容上限量
- 健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。
- -(ハイフン)
- 未測定。
- 0(ゼロ)
-
食品成分表の最小記載量の1/10(ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデンにあっては3/10、ビオチンにあっては4/10。以下同じ)未満又は検出されなかったことを示す。
食塩相当量の0は算出値が最小記載量(0.1g)の5/10未満であることを示す。 - Tr(微量、トレース)
-
最小記載量の1/10以上含まれているが5/10未満であることを示す。
- ( )カッコつきの数字
-
諸外国の食品成分表の収載値や原材料配合割合レシピ等を基に推計した場合を示す。
出典:日本食品標準成分表(八訂) 2020年
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
ウルイの産地
ウルイは主に山形県で栽培していますが流通量はまだ少なく、施設栽培の方が多くなっています。
食材を選択 |
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 出典で「…」「×」「不明」「nc」「-」「---」等とされているものは0(ゼロ)と表示しています
農薬・窒素成分の影響
農薬影響 | 小 |
窒素影響 | 小 |
有機栽培 (オーガニック) を推奨するか |
不要 |
ウルイは多年草であるため、農薬や窒素肥料の使用量は通年の値です。
ウルイは土から顔を出した若葉の時点で収穫することから農薬の使用は少ないです。
窒素肥料の使用も通年の値としては少ないため安全な食材と言えるでしょう。
農薬・窒素成分の使用量(慣行レベル)
食材 | 化学合成農薬 平均成分回数 |
化学肥料 平均窒素成分 (kg/10a) |
集計範囲 |
---|---|---|---|
ウルイ | 4 | 18.4 | 1都道府県 |
- 季節や作型等の値を平均しています
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 成分回数
- 化学合成農薬の成分毎の回数。(例:除草剤1種・殺虫剤2種を散布⇒成分回数3回)
窒素成分の残留値
体重(kg) |
食材 | 出典 | 窒素残留 (mg/100g) |
窒素許容量 (mg/日) |
食材許容量 (g/日) |
---|---|---|---|---|
ウルイ/生 | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | 0 |
- WHOが定める1日の許容摂取量(ADI)は体重1㎏に対して3.7mg
- 0は10mg/100g未満を意味します
- Trや(Tr)は10~50mg/100gを意味し、最大値の50mg/100gとして計算しています
- 窒素残留は単位をmg/100gに統一しているため出典と値が異なります
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 葉物は茹でる等で最大で半分程度に低減できると言われています