コマツナ こまつな 小松菜

コマツナの概要

名前 コマツナ
漢字 小松菜
別名(例) 鶯菜(ウグイスナ)
冬菜(フユナ)
餅菜(モチナ)
雪菜(ユキナ)

コマツナは冬を代表する野菜で、寒さに強いため昔から関東で広く食べられています。
正月の雑煮に使われる季節を告げる野菜でもあります。
近年は栄養価の高さから全国に広がっています。

ホウレンソウとよく比べられますが、アクが少なく調理法の幅が広いため使い勝手はコマツナの方が良いようです。

原産地については諸説ありますが、地中海沿岸から中国経由で日本に入ったカブの仲間である茎立菜(クキタチナ)が江戸時代初期に品種改良されたことが始まりで、その場所が小松川であることおから「小松菜(こまつな)」と名付けられたそうです。

選び方のポイント

コマツナは形の良さで選んではいけません。
それよりも、なるべく色が薄いものを選びます。

詳細は後述しますが、形良く育てるために窒素肥料が多量に使われています。
窒素肥料を使いすぎると緑色が濃くなります。

食べ方・調理のポイント

コマツナの茎は少し窪んだ形をしているため、土がたまっていることが多いです。
そのため、根元を切ってバラした後にしっかり水洗いします。

また、調理する際は茎と葉を切り分け、茎を先に加熱し、葉に火が通りすぎないように気をつけます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

水を含ませたポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に立てて保存します。