コスレタス

コスレタスの概要

名前 コスレタス
別名(例) ロメインレタス
立ちレタス
立ち萵苣(タチチシャ)

コスレタスはレタスの仲間で、葉が立った状態で成長する結球しないタイプのレタスです。
「ロメインレタス」、又は立って成長する様子から「立ちレタス」とも呼ばれています。

コスレタスは一般的なレタスに比べて葉が硬めで厚みがありますが、シャキシャキしているのでシーザーサラダによく使われています。
外葉は苦みが強く、新鮮な場合は切ると断面から白い液体が出てきます。
ポリフェノールの一種でとても苦いのですが、この液体が出る様子の「乳草(ちちくさ)」から転じて「チシャ」とも呼ばれます。

また、他のレタスに比べて熱に強いため、レタスの中でも加熱調理することが多い野菜でもあります。

選び方のポイント

コスレタスは上部の葉が完全に閉じていないものを選ぶようにします。
茎から白い液体が出ていることがありますが新鮮な証拠でもあります。

食べ方・調理のポイント

レタスは必要な分の葉を根元からちぎって、大きい葉の状態で水で洗います。
葉を切ると白い液体が出ることがありますが、ポリフェノールの一種でとても苦いので洗い落とします。
葉の表面にヌメリがあることがありますが、こちらもポリフェノールの一種なのですがそれ程しっかりと洗い落とす必要はありません。

また、包丁でレタスを切ると翌日には酸化して断面が赤くなります。
包丁等で切る方が赤くなりやすいですが、手でちぎっても赤くなります。
すぐに食べる場合は気にする必要はありませんが、食べやすい大きさにレタスを切ったらその日のうちに食べるようにします。
また、赤くなった部分も問題なく食べられます。

コスレタスはシーザーサラダ等で生食することも多いですが、レタスの中でも熱に強いことに加え、加熱すると苦みが弱くなり甘みが出るため炒め物やスープ等にも向きます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 1週間程度

レタスは乾燥に弱いためポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。
水分を多く消費する芯をくり抜いて湿らせたキッチンペーパー等を詰めると保存期間が長くなります。
また、酸化すると断面が赤くなるため、ラップ等で空気を遮断すると赤くなりにくくなります。