シロナ しろな 白菜
シロナの概要
名前 | シロナ |
漢字 | 白菜 |
別名(例) | 大阪シロナ |
シロナは半結球(結球しない)ハクサイの一種です。
サントウサイ又はハクサイとタイサイが交配してできたと考えられています。
大阪近郊で栽培が盛んで、伝統野菜として大阪シロナとも呼ばれています。
シロナは葉野菜としては緑色が薄く、葉がとても柔らかくハクサイ特有のクセのない、とても食べやすい野菜です。
選び方のポイント
シロナはすぐに萎れてしまうため、萎れていないものを選ぶことは基本的にできないでしょう。
そのため、葉の色が黄色く変わっていないものを選びます。
食べ方・調理のポイント
シロナは味にクセがないためどのような調理法にも合いますがお浸しや煮浸しに向きます。
お浸しにすると薄い緑色が他の葉野菜とは違った印象を楽しめます。
また、漬物にする場合は浅漬けがお勧めです。
保存のポイント
保存場所 | 冷蔵庫(野菜室) |
保存日数(目安) | 2~3日程度 |
水を含ませたポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に立てて保存します。
しおれやすいので、早めに食べるようにしましょう。
シロナの旬
シロナは暑さにも寒さにも強く、品種を変えることで通年で栽培されています。
ただ、ハクサイの仲間なので冬の時期に甘みが増して美味しくなります。
食材 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シロナ |
シロナの栄養
シロナは、ビタミンK、葉酸、カルシウム、鉄を多く含んでいます。
緑色が薄いためか、ビタミンCは葉野菜としてはそれ程でもなく、葉が柔らかいこともあり食物繊維も少なめです。
食材を選択 | |
年齢 | |
性別 |
|
可食部重量(g) | |
重さの種類 |
|
項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
---|---|---|---|---|
エネルギー |
|
|||
タンパク質 |
-
|
|||
脂 質 |
脂質 |
-
|
||
脂 肪 酸 |
飽和 |
-
|
||
一価不飽和 | - | |||
多価不飽和 |
-
|
|||
多価不飽和(n-3) |
-
|
|||
多価不飽和(n-6) |
-
|
|||
コレステロール | - | |||
炭 水 化 物 |
炭水化物 |
-
|
||
食 物 繊 維 |
水溶性 |
-
|
||
不溶性 |
-
|
|||
総量 |
-
|
項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
---|---|---|---|---|
脂 溶 性 |
ビタミンA (レチノール活性当量) |
-
|
||
ビタミンD |
-
|
|
||
ビタミンE (α-トコフェロール) |
-
|
|
||
ビタミンK |
-
|
|
||
水 溶 性 |
ビタミンB1 |
-
|
|
|
ビタミンB2 |
-
|
|
||
ナイアシン | - | |||
ナイアシン当量 |
-
|
|
||
ビタミンB6 |
-
|
|
||
ビタミンB12 |
-
|
|
||
葉酸 |
-
|
|
||
パントテン酸 |
-
|
|
||
ビオチン |
-
|
|
||
ビタミンC |
-
|
|
- 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 目標量
- 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
- 推奨量
- ほとんどの人が充足している量。
- 目安量
-
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 推定平均必要量
-
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。 - 耐容上限量
- 健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。
- -(ハイフン)
- 未測定。
- 0(ゼロ)
-
食品成分表の最小記載量の1/10(ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデンにあっては3/10、ビオチンにあっては4/10。以下同じ)未満又は検出されなかったことを示す。
食塩相当量の0は算出値が最小記載量(0.1g)の5/10未満であることを示す。 - Tr(微量、トレース)
-
最小記載量の1/10以上含まれているが5/10未満であることを示す。
- ( )カッコつきの数字
-
諸外国の食品成分表の収載値や原材料配合割合レシピ等を基に推計した場合を示す。
出典:日本食品標準成分表(八訂) 2020年
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
農薬・窒素成分の影響
農薬影響 | 中 |
窒素影響 | 特大 |
有機栽培 (オーガニック) を推奨するか |
有機推奨 |
シロナは病害虫に弱く、農薬・窒素肥料の使用が多い野菜です。
特に窒素残留が多く、有機栽培(オーガニック)等でない限り大量には食べない方が良いでしょう。
農薬・窒素成分の使用量(慣行レベル)
食材 | 化学合成農薬 平均成分回数 |
化学肥料 平均窒素成分 (kg/10a) |
集計範囲 |
---|---|---|---|
シロナ | 7.4 | 17 | 6都道府県 |
- 季節や作型等の値を平均しています
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 成分回数
- 化学合成農薬の成分毎の回数。(例:除草剤1種・殺虫剤2種を散布⇒成分回数3回)
窒素成分の残留値
体重(kg) |
食材 | 出典 | 窒素残留 (mg/100g) |
窒素許容量 (mg/日) |
食材許容量 (g/日) |
---|---|---|---|---|
シロナ/生 | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | 300 | ||
シロナ/ゆで | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | 200 |
- WHOが定める1日の許容摂取量(ADI)は体重1㎏に対して3.7mg
- 0は10mg/100g未満を意味します
- Trや(Tr)は10~50mg/100gを意味し、最大値の50mg/100gとして計算しています
- 窒素残留は単位をmg/100gに統一しているため出典と値が異なります
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 葉物は茹でる等で最大で半分程度に低減できると言われています