黄ニラ 黄にら 黄韮
黄ニラの概要
名前 | 黄ニラ |
漢字 | 黄韮 |
黄ニラは光をあてないで軟白栽培した黄色いニラでです。
最初の2年程度は普通のニラとして栽培した後に黒いビニール袋等で遮光すると黄色いニラが収穫できます。
生産量が少ないため価格が通常にニラの2倍以上する高級食材です。
黄ニラは通常の緑色のニラに比べて香りが穏やかで柔らかいのが特徴です。
選び方のポイント
黄ニラは折れた所から痛みやすいので、葉が折れたり、しおれていないものを選びます。
食べ方・調理のポイント
黄ニラは香りが穏やかで柔らかいため、加熱時間は通常のニラよりも短めにします。
なお、黄ニラにはニンニクと同様にアリシンによる優れた殺菌力・抗菌力を持ちますが、生で摂取するとお腹を壊すことがあります。
アリシンは水溶性で熱に弱いですが、脂と一緒に調理すると分解されにくくなります。
さっと油で炒めて食べると良いでしょう。
保存のポイント
保存場所 | 冷蔵庫(野菜室) |
保存日数(目安) |
密閉せず:3日程度 密閉保存:10日程度 |
ポリ袋等に入れて輪ゴム等でしっかり閉じて密閉し、冷蔵庫(野菜室)に保存します。
ニラは冷蔵庫に保存していても呼吸により酸素を消費して二酸化炭素を排出しています。
密閉すると呼吸による低酸素・高二酸化炭素状態になり、呼吸が抑制されるようになるため保存期間が長くなります。
また、ニラの匂いが冷蔵庫(野菜室)に蔓延するのを防止できます。
密閉しないのであれば新聞紙にくるんで保存する必要はなく、購入時のビニール袋のまま冷蔵庫(野菜室)に保存します。
また、ニラは常温で保存するとすぐに腐り、溶けて凄まじい匂いを出すのでお勧めしません。
なお、黄ニラは光をあてると緑色になってしまうので、光にあてないようにします。
黄ニラの旬
黄ニラの旬は寒さが厳しい2月です。
ただ、高級食材として通年で流通しています。
食材 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||
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黄ニラ |
黄ニラの栄養
黄ニラは軟白栽培しているため通常の緑色のニラに比べて栄養価は全体的に低く、ビタミンKや葉酸が少し多い程度です。
食材名 | 黄ニラ/生 |
年齢 | |
性別 |
|
可食部重量(g) | |
重さの種類 |
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項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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エネルギー |
|
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タンパク質 |
-
|
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脂 質 |
脂質 |
-
|
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脂 肪 酸 |
飽和 |
-
|
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一価不飽和 | - | |||
多価不飽和 |
-
|
|||
多価不飽和(n-3) |
-
|
|||
多価不飽和(n-6) |
-
|
|||
コレステロール | - | |||
炭 水 化 物 |
炭水化物 |
-
|
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食 物 繊 維 |
水溶性 |
-
|
||
不溶性 |
-
|
|||
総量 |
-
|
項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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脂 溶 性 |
ビタミンA (レチノール活性当量) |
-
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||
ビタミンD |
-
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||
ビタミンE (α-トコフェロール) |
-
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|
||
ビタミンK |
-
|
|
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水 溶 性 |
ビタミンB1 |
-
|
|
|
ビタミンB2 |
-
|
|
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ナイアシン | - | |||
ナイアシン当量 |
-
|
|
||
ビタミンB6 |
-
|
|
||
ビタミンB12 |
-
|
|
||
葉酸 |
-
|
|
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パントテン酸 |
-
|
|
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ビオチン |
-
|
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ビタミンC |
-
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- 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 目標量
- 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
- 推奨量
- ほとんどの人が充足している量。
- 目安量
-
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 推定平均必要量
-
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。 - 耐容上限量
- 健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。
- -(ハイフン)
- 未測定。
- 0(ゼロ)
-
食品成分表の最小記載量の1/10(ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデンにあっては3/10、ビオチンにあっては4/10。以下同じ)未満又は検出されなかったことを示す。
食塩相当量の0は算出値が最小記載量(0.1g)の5/10未満であることを示す。 - Tr(微量、トレース)
-
最小記載量の1/10以上含まれているが5/10未満であることを示す。
- ( )カッコつきの数字
-
諸外国の食品成分表の収載値や原材料配合割合レシピ等を基に推計した場合を示す。
出典:日本食品標準成分表(八訂) 2020年
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
出典:日本人の食事摂取基準 2020年