サヤエンドウ さやえんどう 鞘豌豆

サヤエンドウの概要

名前 サヤエンドウ
漢字 鞘豌豆
別名(例) 絹鞘(キヌサヤ)
未成熟エンドウ

エンドウ豆を若取りしたものをサヤエンドウと呼びサヤ全体を野菜として食べます。
ただ、一般的にはエンドウの品種の一つであるキヌサヤを若取りしたものをサヤエンドウと呼んでいます。
他のサヤエンドウ(スナップエンドウ等)は品種名で呼ぶことが一般的です。

エンドウは成長度合いによって色々な形態で食用に利用されます。
もう少し大きくなって実だけを食べるものは「実エンドウ」や「グリーンピース」、スプラウト(若芽)は「豆苗(とうみょう)」と呼ばれます。
成熟した豆としても利用されますが、「エンドウ」と書いてあるものは通常は「サヤエンドウ」を指します。
紛らわしいので最近は「未成熟エンドウ」と表記を統一する動きがあります。

「キヌサヤ」はサヤエンドウの代表的な品種です。
ほのかな甘みとシャキっとした歯触りがあり、関東で人気があります。

なお、「エンドウ豆」は厳密には正しい表記ではありません。
漢字にすると「豌豆豆」になってしまうため「エンドウ」が正しい表記となります。

選び方のポイント

サヤエンドウ(キヌサヤ)はサヤの部分を主に食べるため、豆の部分があまり大きくないものを選ぶと柔らかくて食べやすいです。
ただ、豆が大きい方が美味しいと感じる人もいるので、好みで選んで下さい。

食べ方・調理のポイント

固いスジがあるので内側のスジと、両端を取り除いてから調理します。
外側のスジは取れる場合は取ります。
最近はスジが柔らかい品種が増えてきているので、スジが取れなくてもそこまで気にする必要はありません。

長時間茹でると柔らかくなりすぎるので、加熱時間は短めにします。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

ポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。