かき菜 かきな 欠き菜

かき菜の概要

名前 かき菜
漢字 欠き菜
別名(例) 芯切菜(シンキリナ)

かき菜は西洋ナバナの一種で、主にトウ立ちした(花が咲く茎が出た)茎や葉、つぼみを食べます。
茎を手で欠いて摘み採るように収穫することから「欠き菜」と名付けられたとされています。
一概にかき菜と言っても栃木県佐野市で栽培する在来種や、宮内菜や芯切菜もかき菜と呼んでいます。

つぼみと茎を主として食べる和種ナバナに比べると少し硬いですが、弾力のある食感で、苦みが少なく甘みのある美味しい野菜です。

選び方のポイント

かき菜に限らず西洋ナバナは茎が伸びすぎると硬くなってしまうので、つぼみがあまり伸びておらず葉から飛び出ていないものを選びます。

食べ方・調理のポイント

ナバナは野菜としては成長していて硬いため、生では食べられません。
一般的には茹でてお浸しや和え物にすることが多いようです。

茎は固いため1分程度、葉は30秒程度茹でるに留めます。
色落ちを防ぐ場合は茹でた後に冷水ですぐに冷やします。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

水を含ませたポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に立てて保存します。