葉トウガラシ 葉とうがらし 葉唐辛子

葉トウガラシの概要

名前 葉トウガラシ
漢字 葉唐辛子
別名(例) きごしょ・きごしょう

トウガラシがあまり成長していない状態で実と葉を枝ごと収穫したものを葉トウガラシと呼びます。
ただ、葉トウガラシの流通は少なく、京都では葉トウガラシを「きごしょ」と呼び佃煮やおばんざい(惣菜)等で昔から食べられてきました。

辛い実からは想像できませんが、葉がとても柔らかく、少し苦みがありますが甘みの感じられる食べやすい美味しい野菜です。
トウガラシの実もついていますが、小さい緑色の状態で収穫したものは実にほとんど辛さはないため普通の野菜として食べることができます。

選び方のポイント

葉トウガラシは葉がすぐに萎れてしまうので、葉が萎れていないものを選びます。
また、トウガラシの実もついていますが、実が緑色の小さい状態のものを選ぶと葉が柔らかく、実も辛くなく食べやすいです。
実が大きく成長してしまうと葉が硬くなり、実も辛くなるので野菜として食べにくくなります。

食べ方・調理のポイント

葉トウガラシは葉が枝から簡単に手で取れるので、葉と実を取ってから洗います。

葉は炒め物にしても美味しいですが、少しアクがあるので煮込む場合は軽く下茹でしてから利用します。
アク抜きは沸騰したお湯をかけてザルに上げます(湯通し)。
その後、佃煮や煮物等に使用します。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 2日程度

ポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。

葉トウガラシはすぐに萎れてしまうので、早めに食べるようにしましょう。