ヒノナ ひのな 日野菜

ヒノナの概要

名前 ヒノナ
漢字 日野菜
緋の菜
別名(例) 赤菜(アカナ)
海老菜(エビナ)

ヒノナは細長い形をしていますが、滋賀県日野町が原産のカブの仲間で葉と根を食べます。
根の表面の地表に育った部分は赤く色づき、その形や色から「赤菜(あかな)」や「海老菜(えびな}」とも呼ばれています。

一般的には葉と根を丸ごと塩漬けにして自身の赤で色づく「桜漬(さくらづけ)」にして食べることが多い野菜です。
ヒノナの漬物は硬めで歯ごたえが強く独特の臭みと辛みがありますが、この臭みがかえって美味しさを引き立てるようです。

選び方のポイント

ヒノナは太すぎると硬くなるので、直径が2~3cm程度のものを選びます。
特に、葉を食べる場合はあまり根が大きくなっておらず葉が柔らかいものを選びます。

食べ方・調理のポイント

一般的には塩漬け等の漬物にして食べることが多いですが、野菜として食べることもできます。

野菜として食べる場合、根は普通のカブと同じ調理法で問題ありません。
ただ、葉の方が臭みが強いようなので、葉を食べる場合は葉が柔らかく根があまり大きくなっていないものを使用し、炒め物等の臭みが他に移りにくい調理法が向きます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 胚軸(根):4日程度
葉:2日程度

葉つきの場合は葉から水分が奪われるので胚軸(根)と葉を切り離します。
胚軸(根)と葉は別々にポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。