シカクマメ 四角豆
シカクマメの概要
名前 | シカクマメ |
漢字 | 四角豆 |
別名(例) | うりずん豆 |
シカクマメは四隅に羽のようなヒダがついた変わった形の実をつける豆です。
サヤの断面が四角い形をしていることから「四角豆(しかくまめ)」と名付けられました。
熱帯性の野菜であるため日本では沖縄県での生産が多いようで、沖縄県では「うずりん豆」とも呼ばれます。
最近は品種改良により本州でも栽培できるようになっています。
サヤを食べることが多いですが、花、葉、豆、肥大化した根も食べられます。
サヤは少し苦みがありますが、柔らかくサッパリしていて食べやすい野菜です。
選び方のポイント
基本的に若ザヤが売られいるためあまり気にする必要はないと思いますが、豆の形が目立っていないものを選びます。
10~15cm程度のものを選ぶと柔らかく食べやすいです。
食べ方・調理のポイント
若ザヤ(豆が目立っていないもの)であればスジを取らずにそのまま調理できます。
食感が損なわれるので茹でる場合は2分程度を目安にします。
ただ、シカクマメは少し硬い感じがします。
炒め物等にする場合は30~60秒程度下茹でしてから調理します。
下茹でした後に切りますが、薄切りにすると手裏剣のような形になるので面白いです。
保存のポイント
保存場所 | 常温(冷暗所)、又は冷蔵庫(野菜室) |
保存日数(目安) | 1週間程度 |
穴の開いたポリ袋等に入れて常温(冷暗所)、又は冷蔵庫(野菜室)に保存します。
熱帯性の野菜であるため、冷蔵庫に入れると低温障害を起こします。
シカクマメの旬
シカクマメは熱帯性の野菜であるため夏の暑い時期が旬となります。
食材 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||||
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シカクマメ |
シカクマメの栄養
シカクマメはビタミンKが多く含まれますが、それ程栄養価が高いわけではありません。
同様にサヤを食べるサヤエンドウの方が栄養価は高くなっています。
しかし、サヤエンドウとは旬の時期がずれるため、暑い時期はサヤエンドウの代わりにシカクマメを使ってはどうでしょう?
食材名 | シカクマメ/生 |
年齢 | |
性別 |
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可食部重量(g) | |
重さの種類 |
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項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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エネルギー |
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タンパク質 |
-
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脂 質 |
脂質 |
-
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脂 肪 酸 |
飽和 |
-
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一価不飽和 | - | |||
多価不飽和 |
-
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多価不飽和(n-3) |
-
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多価不飽和(n-6) |
-
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コレステロール | - | |||
炭 水 化 物 |
炭水化物 |
-
|
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食 物 繊 維 |
水溶性 |
-
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不溶性 |
-
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総量 |
-
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項目 | 成分値 | 接種基準(割合) | ||
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脂 溶 性 |
ビタミンA (レチノール活性当量) |
-
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ビタミンD |
-
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ビタミンE (α-トコフェロール) |
-
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ビタミンK |
-
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水 溶 性 |
ビタミンB1 |
-
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ビタミンB2 |
-
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ナイアシン | - | |||
ナイアシン当量 |
-
|
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ビタミンB6 |
-
|
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ビタミンB12 |
-
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葉酸 |
-
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パントテン酸 |
-
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ビオチン |
-
|
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ビタミンC |
-
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- 一定の比率・計算式等で生成した値を含む
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 目標量
- 生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
- 推奨量
- ほとんどの人が充足している量。
- 目安量
-
十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定した値。
一定の栄養状態を維持するのに十分な量であり、目安量以上を摂取している場合は不足のリスクはほとんどない。 - 推定平均必要量
-
半数の人が必要量を満たす量。
本サイトでは未使用。 - 耐容上限量
- 健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。
- -(ハイフン)
- 未測定。
- 0(ゼロ)
-
食品成分表の最小記載量の1/10(ヨウ素、セレン、クロム及びモリブデンにあっては3/10、ビオチンにあっては4/10。以下同じ)未満又は検出されなかったことを示す。
食塩相当量の0は算出値が最小記載量(0.1g)の5/10未満であることを示す。 - Tr(微量、トレース)
-
最小記載量の1/10以上含まれているが5/10未満であることを示す。
- ( )カッコつきの数字
-
諸外国の食品成分表の収載値や原材料配合割合レシピ等を基に推計した場合を示す。
出典:日本人の食事摂取基準 2020年
農薬・窒素成分の影響
農薬影響 | 小 |
窒素影響 | 中 |
有機栽培 (オーガニック) を推奨するか |
有機推奨 |
シカクマメは農薬も窒素肥料も使用は少ないのですが、窒素残留が多めです。
同様に若サヤを食べるサヤインゲンやサヤエンドウに比べて残留しやすいのかもしれません。
摂取量がそれほど多くなる野菜ではないので窒素影響は「中」としますが、有機栽培(オーガニック)等でない限り大量には食べない方が良いでしょう。
農薬・窒素成分の使用量(慣行レベル)
食材 | 化学合成農薬 平均成分回数 |
化学肥料 平均窒素成分 (kg/10a) |
集計範囲 |
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シカクマメ | 3.5 | 10 | 2都道府県 |
- 季節や作型等の値を平均しています
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 成分回数
- 化学合成農薬の成分毎の回数。(例:除草剤1種・殺虫剤2種を散布⇒成分回数3回)
窒素成分の残留値
体重(kg) |
食材 | 出典 | 窒素残留 (mg/100g) |
窒素許容量 (mg/日) |
食材許容量 (g/日) |
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シカクマメ/生 | 日本食品標準成分表(八訂) 2020年 | 100 |
- WHOが定める1日の許容摂取量(ADI)は体重1㎏に対して3.7mg
- 0は10mg/100g未満を意味します
- Trや(Tr)は10~50mg/100gを意味し、最大値の50mg/100gとして計算しています
- 窒素残留は単位をmg/100gに統一しているため出典と値が異なります
- 食材名は出典から変更している場合があります
- 葉物は茹でる等で最大で半分程度に低減できると言われています