ブロッコリー

ブロッコリーの概要

名前 ブロッコリー
別名(例) 緑花椰菜(ミドリハナヤサイ)
芽花椰菜(メハナヤサイ)

ブロッコリーはケールの花蕾(からい)が大きくなるように改良された野菜です。
主に蕾(つぼみ)の集合体である花蕾(からい)が開花する前のものや、茎を食べます。
大きさにもよりますが、蕾の数は3~7万個にもなります。

少し青臭さがありますが、近縁種のカリフラワーに比べると結球が緩いため食べやすく甘みがあります。

選び方のポイント

ブロッコリーは古くなると蕾が成長して黄色くなり花蕾が緩くなるので、緑色で花蕾が固く締まっているものを選びます。
葉付きの方が保ちが良くなります。
また、花蕾が紫がかっているものを選ぶと冬の寒さで甘くなっており、茹でれば緑色になります。

食べ方・調理のポイント

ブロッコリーは葉も食べられますが、基本的には蕾と茎を食べます。

蕾は洗いにくいので小房に分け、ボウルに貯めた水に入れ洗います。
水に20分程度つけておくと潜んでいる虫が出てくることがあります。

茎は外側が硬いので外側を包丁で厚く切り取り、内側の柔らかいところだけを食べます。
茎の断面を見ると白い線が入っているので、その外側を切り取ります。

ブロッコリーを茹でる場合は1~2%程度の塩を入れると緑色が綺麗に出ますが、入れなくても問題はありません。
火が通りやすいので加熱時間は2~3分程度に留め、水で冷やすと水っぽくなるため常温で冷まします。
なお、シチュー等に最初から入れてしまうと跡形もなくなってしまうので注意します。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)、又は冷蔵庫
保存日数(目安) 2~3日程度

ポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)、又は冷蔵庫に茎を下にして立てて保存します。
ブロッコリーは野菜室では成長して黄色くなってしまうので、冷蔵庫の方が保存には向いています。

なお、成長して黄色くなったり花が咲いても美味しくはありませんが食べることはできます。