ミズナ みずな 水菜

ミズナの概要

名前 ミズナ
漢字 水菜
別名(例) 糸菜(イトナ)
京菜(キョウナ)
千筋菜(センスジナ)
千本菜(センボンナ)
柊菜(ヒイラギナ)

ミズナは京都の伝統野菜で、葉の形が切れ込みが細かくて深い形をしています。
水と土だけで栽培されていたことから「水菜(みずな)」と名付けられ、京都の伝統野菜であることから「京菜(きょうな)」とも呼ばれます。

元々は鍋や漬物で使われていましたが、辛みがあるため臭み消しとしても利用されています。
最近はシャキシャキ感を活かして生食できるように辛みの少ない品種が広く流通しています。

選び方のポイント

ミズナは萎れやすいので、葉先までピンとしたものを選びます。
また、窒素残留が多い野菜であるためサラダ等で生食する場合は露地栽培よりも水耕栽培されたものを選ぶと安全性の面で優れています。

食べ方・調理のポイント

関東ではサラダ等で生食するイメージが強いですが、元々は鍋や漬物等として利用されてきた野菜です。
クセが無いため鍋や漬物等として、炒め物にしても美味しく食べられます。

生食にも向きますが、シャキシャキした食感が強いので小さめに切ると食べやすくなります。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 丸ごと:1~2日程度
カット:8~10日程度

丸ごと保存する場合は水を含ませたポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に立てて保存します。
ただ、丸ごとでは長期間の保存に向きません。

長期間保存する場合は、食べやすい大きさにカットした後に水に2分程度さらしてザルに上げて水気を切り、キチンペーパー等をしいたタッパに入れて冷蔵庫(野菜室)に保存します。
キチンペーパーが濡れてきたら取り替えます。