葉ショウガ 葉しょうが 葉生姜

葉ショウガの概要

名前 葉ショウガ
漢字 葉生姜
別名(例) 薑(ハジカミ)
盆生姜(ボンショウガ)
矢生姜(ヤショウガ)

ショウガは薬や香辛料として使われることが多い野菜で、主に肥大化した地下茎を食べます。

ショウガは用途によって「根ショウガ」「新ショウガ(根ショウガ)」「葉ショウガ」の大きく3種類に分かれます。
収穫時期の違いもありますが、これらは専用の品種を栽培していることが多く、それぞれ産地が異なります。

葉ショウガは地下茎が2~3cm程度の小さい状態で葉ごと出荷したもので、根茎は柔らかく、辛味も一般的なショウガほど強くないため生でも食べられます。
根ショウガは薬味や香辛料として使いますが、葉ショウガは野菜として使います。
また、葉ショウガを更に若取りしたものを「矢生姜(やしょうが)」と呼びます。

葉ショウガや矢ショウガを酢漬けを「薑(はじかみ)」と言い、稀に魚料理等と一緒に出てきますが、実の側(赤くない方)を口直しとして食べます。

選び方のポイント

葉ショウガはショウガに比べて辛みが少ないとはいえ、一般的にはかなり辛い部類の野菜となります。
そのため、地下茎(白い部分)が小さいものが辛みが少なく食べやすくなります。
特に、地下茎が分かれておらず1本のものが辛みが少ないです。

また、時間がたつと地下茎(白い部分)が色づいてくるので、色が白いものを選びます。

食べ方・調理のポイント

葉の部分は食べれないので切り落とします。
茎も基本的に食べませんが、茎を持って地下茎(白い部分)を食べるので茎は残しておきます。

葉ショウガは味噌をつけるだけでも生で美味しく食べられます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 1週間程度

葉を切り取らずにポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。
低温に弱いので早目に食べましょう。

なお、切り落とした葉には消臭効果があるので、冷蔵庫に入れておくと1種間程度効果があります。