ピーマン

ピーマンの概要

名前 ピーマン
別名(例) 青ピーマン
甘唐辛子(アマトウガラシ)
西洋唐辛子(セイヨウトウガラシ)

ピーマンはトウガラシの一種で、辛くないトウガラシ(甘味唐辛子)に分類されます。
英語でもピーマンのことをSweet Pepper(甘いトウガラシ)と呼びます。

一般的には緑色の青ピーマンのことを単にピーマンと呼んでいます。
青ピーマンの緑色は未成熟な果肉を食用にするためで、熟すと赤や黄色等に色づきカラーピーマン(赤ピーマンや黄ピーマン等)の名前で売られています。

未成熟な青ピーマンンには独特の青臭さと苦みがあるため、子供が嫌いな野菜の上位に常にランクインしています(ゴーヤ、ピーマン、ナス等)。
そして、熟したカラーピーマンには苦みがなく、甘みがあるため食べやすくなっています。
しかし、青ピーマンには未成熟な状態で収穫することによるシャキシャキした食感と、カラーピーマンよりも「安い」という利点があります。

選び方のポイント

青ピーマン(ヘタ)

ピーマンは成長するとヘタが5角形から6角形になり、苦みが弱く、甘味が強くなる傾向があります。
そのため、子供等に食べさせる場合はヘタが6角形のものを選ぶと良いでしょう。

食べ方・調理のポイント

ピーマンを縦半分に切り、ヘタとワタを取り除きます。

炒め物やサラダ等にする場合は細かく切りますが、ピーマンは横に切ると苦みや青臭さが強く、縦に切ると弱くなる傾向があります。
そのため、ピーマンが苦手な人は縦に切ると良いでしょう。
また、ピーマンの苦みは油に溶けるため、炒め物や油通しをすると苦みを抑えることができます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 1週間程度

ピーマンは水気に弱いので表面を拭いてポリ袋等に入れ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。
傷んだものがある場合は他に移りやすいので取り除きます。
また、種とヘタから痛むので、カットした場合は種とヘタを取ってからポリ袋等に入れ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。

なお、冷蔵庫に入れると低温障害を起こします。