ナス なす 茄子

ナスの概要

名前 ナス
漢字 茄子
別名(例) なすび

ナスは大きく膨らんだ果実を食べる野菜で、日本では卵型の黒紫色の皮の薄い品種が一般的です。
古くから栽培されているため、丸いもの・細長いもの等の様々な形があり、色も紫や白等の地域ごとの品種も豊富です。

ナスにはアクがあるため生では食べませんが、加熱するどのような調理法にでも会う使い勝手の良い野菜です。
特に油との相性が良く炒めるとジューシーになり、煮るととろけるような食感が楽しめます。

選び方のポイント

ナスはヘタの部分の皮が白く、持って重みがあり、皮に弾力があるものを選びます。
ナスは他の野菜と違って古くなると味への影響が大きく、中身がスカスカになり、皮が固くなって美味しくありません。

表面が茶色く変色していることがありますが、栽培中に擦れてできた傷が変色したことが原因と思われます。
煮る場合はそれ程気になりませんが、炒める場合は食感が悪くなります。

食べ方・調理のポイント

ナスは農薬の使用が多い野菜なので、表面をしっかりこすり洗いします。
ヘタを取り除きますが、ヘタをめくって色が白い部分が残って良いのでギリギリを切り落とすようにします。

ナスにはアクがあるため生では食べず、必ず加熱調理します。
また、切って放置するとアクで断面が変色します。
特に、古くなるとアクが強くなり舌が痛くなるので、古いものは切った後に5分程度水に浸けておきます。

ナスは油との相性が良くアクも和らぎます。
煮る場合はアクを感じやすいので新しいナスを使うようにします。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)、又は常温(冷暗所)
保存日数(目安) 冷蔵庫(野菜室):1週間程度
常温(冷暗所):2~3日程度

ポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫(野菜室)に保存します。
常温(冷暗所)でも保存できますが、保存期間は短くなります。

冷蔵庫に入れると低温障害を起こします。

ナスは古くなると中がスカスカして皮が固くなり、アクが強くなるので早めに食べるようにします。