サヤインゲン さやいんげん 鞘隠元

サヤインゲンの概要

名前 サヤインゲン
漢字 鞘隠元
別名(例) 未成熟隠元(ミセイジュクインゲン)
五月大角豆(ゴガツササゲ)
菜豆(サイトウ)
三度豆(サンドマメ)

サヤインゲンはインゲン豆を若取りしたもので、サヤ全体を野菜として食べます。
新鮮なものは青臭さが無くて甘味があります。
1年に3作できることから「三度豆」とも呼ばれます。

成熟した豆としても利用されますが、「インゲン」と書いてあるものは通常は「サヤインゲン」を指します。
紛らわしいので最近は「未成熟インゲン」と表記を統一する動きがあります。

インゲンには「わい性種(ツルのないタイプ)」と「つる性種(ツルのあるタイプ)」の大きく2つの系統があります。
「わい性種」は小さいため生育が早いですが収穫期間が2~3週間程度となります。
「つる性種」は大きいため生育が遅いですが2ヶ月程度収穫できます。
一般的には「つる性種」の方が美味しいと言われています。

選び方のポイント

サヤインゲンは緑色が濃く細いものを選びます。
太いものは成長しすぎて硬くなっています。
曲がっていても味に影響しません。

食べ方・調理のポイント

以前は固いスジが残るので取っていましたが、最近の品種はスジが柔らかいので取らなくても食べられます。
長時間茹でると柔らかくなりすぎるので、加熱時間は短めにします。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

パックのまま、又はポリ袋等に入れて乾燥を防ぎ、野菜室に保存します。

傷んだものがある場合は他に移るので取り除きます。
長期間保存すると青臭さが強くなるので早めに食べましょう。