ハクサイ はくさい 白菜

ハクサイの概要

名前 ハクサイ
漢字 白菜

ハクサイは大きいものは重さが3kgをも超える大きな野菜です。
ハクサイには結球する品種と結球しない品種がありますが、日本では結球した品種をハクサイと呼んでいます。

シャキシャキした歯ごたえがあり、冬の時期は甘みが出る美味しい野菜です。
煮込むと柔らかくなるため冬の寒い時期の鍋料理や、同様に結球するキャベツに比べて柔らかく漬物によく利用されます。

ただ、ハクサイには特有のクセ(臭み)があり、苦手と感じる人もいます。

選び方のポイント

ハクサイは冬の寒い時期は長期間保存できますが、暑い時期は食べきれずに傷んでしまいます。
そのため、春~秋は丸ごとよりカットされたものを選ぶ方が扱いやすいでしょう。

丸ごとの場合は、葉が緑色が薄くてしっかり結球して重いものを選びます。
カットされたものは、断面が真っすぐ(膨らんでいないもの)が新しく、内側の葉が黄色いものが柔らかくて美味しいです。

なお、黒い斑点が出ていることがありますが、ハクサイ特有の生理現象で味に影響しないので気にする必要はありません。

食べ方・調理のポイント

ハクサイは煮ても焼いても、漬物にしても美味しく食べられます。
シャキシャキした食感を活かして生でも食べられます。

ただ、注意することが一つだけあり、長時間加熱したり、加熱後に長時間置いておくとハクサイ特有の臭みが強く出てきます。
そのため、加熱時間は短めにし(煮込む場合は1分程度で十分)、作り置きしないようにします。

保存のポイント

保存場所 丸ごと(冬):常温(冷暗所)
丸ごと(春~秋):冷蔵庫(野菜室)
カット:冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 丸ごと(冬):3~4週間程度
丸ごと(春~秋):1週間程度
カット:4~5日程度

丸ごと保存する場合で、冬の寒い時期は紙袋等にくるんで12℃以下の常温(冷暗所)に立てて保存します。
春~秋は冷蔵庫(野菜室)に保存します。
長期間保存する場合は、芯の断面に包丁で切り込みを奥まで何回か入れると葉が成長するのを防ぐことができます。

カットしたものはラップでくるんで冷蔵庫(野菜室)に保存します。