チコリー

チコリーの概要

名前 チコリー
別名(例) アンディーブ
菊苦菜(キクニガナ)

チコリーはヨーロッパ原産の野菜で、和名で「菊苦菜(きくにがな)」と呼ばれます。
白菜を小さくしたような形でシャクシャクした食感をしていますが、和名の通り苦みの強い野菜です。
とは言え、和名が使われることは基本的にはなく、英語のチコリーかフランス語のアンディーブのどちらかが使われます。
フランス料理でよく使われる野菜です。

元々チコリーはとても苦みの強い野菜ですが、太陽光に当てずに軟白栽培することで苦みを抑えています。
流通するほとんどが輸入されたものですが、日本でも一部地域で僅かに栽培しています。
流通する多くはホワイト(葉先が黄緑色のもの)ですが、赤いものもあります。

選び方のポイント

チコリーは乾燥に弱くしおれやすいので、葉がしおれていないものを選びます。
また、ふっくらした(厚みのある)ものの方が葉の形が良く調理しやすくなります。

食べ方・調理のポイント

チコリーはシャクシャクした食感と苦みを活かすために生で食べることが多い野菜です。
1枚ずつ葉をはいで、船型の葉の上に具を乗せてオードブルにしたり、サラダに入れたりします。

苦さが苦手な人はチコリーを切ってから水にさらすと苦みが和らぎます。
また、加熱調理すると苦みは和らぎますが赤いチコリーは色落ち(変色)するので生で食べる方が良いでしょう。

なお、軟白栽培して苦みを抑えているとは言え、チコリーは苦みが強い野菜です。
ハクサイに似た形をしていますが、ハクサイと同じつもりで使うと苦くて後悔するので注意しましょう。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 3日程度

密閉された袋に入っている場合はそのまま、そうでな場合はラップに包んで冷蔵庫(野菜室)に保存します。
チコリーは乾燥しやすいので、早めに食べるようにしましょう。