モロヘイヤ

モロヘイヤの概要

名前 モロヘイヤ
別名(例) 縞綱麻(シマツナソ)
台湾綱麻(タイワンツナソ)
長実綱麻(ナガミツナソ)
ジュート

モトヘイヤは北アフリカが原産の野菜です。
和名はシマツナソと言いますが、野菜として日本で流通させるにあたりアラビア語でモロヘイヤを指す「ムルキーヤ(王様の野菜)」が語源となり「モロヘイヤ」と呼ばれるようになりました。
茎は繊維原料にもなり「ジュート」と呼ばれています。

モロヘイヤの葉はとても柔らかく、クセがないため食べやすく、ムチンが含まれているため粘りがあります。
また、栄養価がとても高いため野菜の王様とも呼ばれます。
語源と言い方が逆なのは意図的なのでしょうか。

なお、モロヘイヤの種やサヤ、茎には毒(ストロファンチジン)があるため、種子の袋には注意書きがされています。

選び方のポイント

モロヘイヤは葉がしおれやすいので、萎れていないものを選びます。
また、茎が太いと葉がザラザラとして硬くなっているので、茎が太すぎないものを選びます。
硬いモロヘイヤは茹でても柔らかくはなりません。

食べ方・調理のポイント

モロヘイヤは茎は食べずに葉のみ食べます。
特に、茎には毒(ストロファンチジン)が含まれるため家庭菜園等で作った場合は食べないように気を付けます。

軽く洗った後は茎を取り除いて葉と葉柄(葉の細長い軸の部分)だけにします。
茎との接合が弱く、葉は手で簡単に取れます。

モロヘイヤには少しアクがあるため、湯に泳がせる程度に軽く下茹でしてアクを抜いて利用します。
ムチンが含まれているため細かく葉を刻むと粘りが出てきます。

保存のポイント

保存場所 冷蔵庫(野菜室)
保存日数(目安) 2~3日程度

湿らせたキッチンペーパー等を茎(断面)に巻き付け、ポリ袋等に入れて冷蔵庫(野菜室)に保存します。
モロヘイヤは古くなると硬くなるため早めに食べるようにしましょう。